F速

  • 会員登録
  • ログイン

【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:アストンマーティンF1のスタッフ引き抜き工作に思わぬ落とし穴

2021.07.27

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 アストンマーティンがF1チームへのスタッフ採用をかなり積極的に推し進めているが、ローレンス・ストロールをオーナーに頂くこのチームは周囲から思わぬしっぺ返しに遭うかもしれない。他のF1チームが、これまでアストンマーティンF1に忠誠心をもっていたスタッフたちを引き抜く動きを見せ始めたからだ。

 そうした動きは、各チームから有力技術者たちを引き抜いてアストンマーティンの上級ポジションに就けようとするチームに対し、長年働いてきたベテランたちが不快感を募らせているというだけではなく、あらゆる領域で口をはさもうとするストロールをスタッフの多くが快く思わないため、ファクトリーの作業環境がどんどん悪くなっているといったチーム事情を最大限に利用するものと捉えることもできる。

 現在アストンマーティンでテクニカルディレクターを務めるアンドリュー・グリーンが他チームからの誘いを受ける可能性は低い。ジョーダン・グランプリを皮切りにグランプリレースの世界で仕事を続けて30年がたち、ようやくレースの先頭争いに加われるだけのリソースを備えたチームを率いるチャンスを得たからだ。

 しかし、チームへの思い入れをそこまで強く持たない他のスタッフのなかには、移籍の道を模索する者たちもいる。ウイリアムズ、アルファロメオ、ハースといったチームが有能な人材を求めていることを明らかにしているほか、ダン・ファローズを奪われたレッドブルもリベンジの機会をうかがっているという。このときは、ストロールがクリスチャン・ホーナーに対してあらかじめ引き抜きの意志を伝えるというマナーすら欠いていた。この先何年かにわたるストロールの計画を揺るがしかねないスタッフの複数離脱が始まるかもしれない。


※こちらの記事はプレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録

会員登録ページへ
※プレミアム会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。

レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号