F速

  • 会員登録
  • ログイン

マノー史上、初ポイントでザウバーを逆転「大きく変わって戦えるチームに」

2016年7月5日

 マノーのレーシングディレクターであるデイブ・ライアンはオーストリアGPでのチームの活躍に、マノーはチームの数合わせではなく、F1で戦う力がある事を証明できていると明かした。


 マノーは、パスカル・ウェーレインが最終周に起きたフォース・インディアのセルジオ・ペレスのクラッシュで10位に繰り上がり、F1走行124回目にして2度目のトップ10入りを果たした。偶然が重なったとはいえ、然るべき場所に然るべきタイミングでコース上に留まり、トップ10のポイント獲得というドアを叩いたウェーレインの健闘は賞賛に値する。


 この結果に、ライアンは「今回のポイント獲得は多くの意味を持つが、一番重要なことはマノーはプロフェッショナルにF1で戦えるということを示せたことだ。あれこれ言われてきたが、我々は戦うためにF1で走り、それを証明するためにレースに向けて努力を重ねている。マノーは今年創立した小さいチームで、いまはトップチームからいろいろ学び、F1に適したチームに向かっている最中だ。まだ長い道のりの途中だが、近い将来、トップチームに仲間入りしてみせるよ」


「チームスタッフが積み重ねた大きな努力が報われるのは、チームが大きく変わった時なんだ。変わっていくことで、チームは良くなっていく。そして我々は理解を深めるにつれて、ハードワークがどれだけ必要かに気づいたんだ」


 マノーにとって、ポイント獲得はコンストラクターズランキングでトップ10入りができていないザウパーより上の順位になることを意味し、このポジションをキープできれば来年は財政的にも大きなメリットを得られる。


「たしかにポイントは獲れたが、今後に向けては十分ではない。我々はその先を見据えている。この快挙でチームスタッフは喜びに浸っているが、数日後にはシルバーストンに向けた準備を始めなければならない。そこでもベストを尽くすだけだ」


 ライアンは成功に向けてマノーが足を止めることはないと強調した。



(Translation:AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号