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ルクレール、スロットルトラブルを抱えながらの勝利に歓喜と安堵「本当に怖かった」/F1第11戦決勝

2022年7月11日

 2022年F1オーストリアGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは、第3戦オーストラリアGP以来の今シーズン3勝目を挙げた。2番グリッドからスタートしたルクレールは、12周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抜いてトップに立った。その後、ピットストップのタイミングで後ろに下がるたびにコース上で首位を取り返し、合計3回フェルスタッペンをオーバーテイク、終盤にはスロットルペダルのトラブルに見舞われながらも、ポジションを守り切り、勝利を手に入れた。チェッカーを受けたルクレールは、無線で喜びを爆発させた後、「怖かった。本当に怖かったよ」とつぶやいた。


 チームは、ルクレールのレースを次のように振り返った。


「スタート直後からハードにプッシュしていったことで、ライバルのタイヤの寿命が早々に尽き、予定より早い段階でピットストップをしなければならなくなった。これがシャルルのアドバンテージとなり、フェルスタッペンとは異なる戦略で走り、常に彼よりフレッシュなタイヤで追い、比較的楽にオーバーテイクすることが可能になった。(終盤)シャルルのマシンにはスロットルペダルのトラブルが発生したが、ライバルはF1-75に十分近づきオーバーテイクすることができなかった」


 なお、レース後に、トップ3のドライバー(ルクレール、フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン)のフィジオ/アシスタントが許可なくパルクフェルメに立ち入ったとして、それぞれに1万ユーロ(約140万円)の執行猶予付罰金が科された。

2022年F1第11戦オーストリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝
2022年F1第11戦オーストリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=1位
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ミディアム


 優勝は毎回特別に感じるけれど、今の気分はただただ最高だ。最後の15周は、問題を抱えていたためにぎりぎりの状況だった。それでもなんとかマシンを持ち帰ることができた。今日のペースは強力で、素晴らしいバトルができた。自分がさらに改善できるところを見つけるために、昨夜、懸命に取り組んだ。その効果が今日表れたんだ。すごくハッピーだよ!

2022年F1第11戦オーストリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)の勝利を祝うチーム
2022年F1第11戦オーストリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)の勝利を祝うチーム

(レース後の会見で語り)終盤は本当に大変だった。スロットルに問題があって、低速で20〜30パーセントのところでスタックしてしまうようになり、本当にトリッキーだったんだ。おかしなことに(カルロス・サインツがパワーユニットのトラブルでリタイアしたのと)ほぼ同じ時期だったので、不安を感じた。ただ、僕の場合、エンジンの問題でないことは分かっていた。ペダルの感触がおかしかったんだ。幸い、なんとかレースの最後まで走ることができた。



(autosport web)




レース

6/28(金) フリー走行 19:30〜20:30
スプリント予選 23:30〜24:14
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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