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ガスリー「空力アップデートが機能せず、どんどん後退していく。PUトラブルも痛い」:トロロッソ・ホンダ F1イギリスGP金曜
2018年7月7日
2018年F1イギリスGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=12番手/2=13番手だった。
FP2でガスリーはパワーユニットにトラブルが発生したため、コース脇にマシンをとめた。ホンダによると、このPUは、走行距離が長くなっていた前仕様の金曜走行用であり、チームは当初の予定どおり、土曜に向けて予選・レース用のPUに交換するということだ。
ガスリーはトロロッソが今回持ち込んだ空力アップデートをFP1とFP2を通してテストした。この日のガスリーのベストタイムは1分29秒831だった。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー フリー走行1=12番手/2=13番手
午前中は主に空力のテストに集中し、新しいエアロパッケージの理解に努めた。チームにとって有用なデータが取れていればうれしい。
午後のFP2では、エンジンに問題が発生して、セッションを切り上げざるを得なかったので、残念ながら多くの周回はこなせなかった。
現段階では、僕らにとってこのサーキットはとても厳しいように思う。ここでうまく機能する適切なセットアップを見つけられていないので、マシンに満足できる状態ではない。明日に向けて改善するため、今夜やるべきことは多い。
(F1公式サイトのインタビューで語り)エンジントラブルが起きたために、ロングランができなかった。ロングランでは決勝に向けてタイヤのデグラデーションに関して貴重な情報を集める予定だったんだけどね。
でも今週末は情報不足のまま決勝に臨むことになる。仕方ないね。この状態で対応するしかない。
どちらかといえばパフォーマンスの面でがっかりしている。少し苦労しているんだ。
いらいらしているわけではないが、かなり厳しい状況だった。今のところ僕らチームは、期待どおりの進歩を果たせていない。もちろん、ライバルたちは待っていてくれない。皆が進歩しているのに、僕らのパッケージは同じところにとどまっている。アップグレードを持ち込み、それによってパフォーマンスが向上するはずなのに、明らかなゲインが見られない。パフォーマンス面で苦しんでいるんだ。
あまり順調ではない。データや風洞ではなんらかの進歩が見られても、実際にパッケージに取り入れてコース上で走らせると、あまりうまくいかないんだ。すべてを正しい状態に設定する必要がある。
(autosport web)
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