デ・ビロタ、意識はあるも医療活動は継続

Sutton

　火曜日、空力テスト中にアクシデントに遭遇し病院に搬送された女性テストドライバーのマリア・デ・ビロタについて、デ・ビロタは意識が回復し、引き続き病院で医療活動を受けていると明らかにされた。

　マルシャF1のテストドライバーであるデ・ビロタは、ダックスフォードの空港内直線路で、空力のテストを担っていた。目撃者の情報によると、デ・ビロタはいったんピットスペースに戻るかのようにスローダウンしたあと、急に動き出しチームのサポートを行っていたトランスポーターのテールゲートに激突した。

　すぐに救急隊が呼ばれ、デ・ビロタはマシンから出された後、救急隊により「生命に関わる重傷」と伝えられ搬送された。デ・ビロタは病院で安定した状態になったという。マルシャF1チームは火曜の昼に声明を発表し、彼女の生命が危険な状態を脱したものの、症状についてはまだ発表する段階ではないとした。

「マリアは意識があり、現在医療活動が継続されている。チームは追加のコメントを発表する前に、さらなる評価を待たなければならない。チームが現在最優先するべきはマリア自身と彼女の家族のことだ」

　マリア・デ・ビロタの怪我については、重傷であるという報道が為された後、他のF1ドライバーからTwitterを通じてメッセージが寄せられている。フェルナンド・アロンソは「家に帰って、マリアのアクシデントを知った。すぐに家族を呼んで、皆で追加の情報がないか知りたがっているんだ。僕のエネルギーはあなたとともにある」と記した。

　また、ジェンソン・バトンは「マルシャF1のテストドライバーであるマリア・デ・ビロタに恐ろしい事故が起きてしまった。僕の思いは彼女と、その家族のためにある」とツイートした。

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