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パドック裏話:迷子のシャトル便を2時間かけて導いたジャーナリストたちの苦労

2022年6月28日

 F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第9戦カナダGP編です。

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 グランプリレースの舞台裏は、時として一般のファンには信じられないようなものだったりする。今年もF1は、そうした意味でトリッキーな開催地での一連のレースを何とかやりとげた。

 ロジスティクスの難しさという点での筆頭は、やはりモナコだろう。何しろあのちっぽけな公国に、F1サーキットをひとつ押し込まなければならないのだから。バクーも仮設の市街地コースだが、裏方たちが仕事をするスペースに関して言えば、こちらはまだ多少のゆとりがある。その次に訪れたモントリオールは、まずサーキットのロケーションそのものがトリッキーきわまる。

 ジル・ビルヌーブ・サーキットは、セントローレンス川の真ん中に浮かぶノートルダム島に設けられている。言うまでもなく、島というものはその定義からして周囲を水に囲まれており、簡単には敷地を広げられない上に、アクセスの方法も限られる。また、サーキットの中央には漕艇場もあって、これが時には関係者の息抜きやお楽しみの場にもなるのだが、それによって利用できる地面はさらに減っている。

 つまり、この島では限られた面積の地面に、F1レースの開催に必要なあらゆるものが詰め込まれるのである。そうしたなかでも、一番大きな面積を要するもののひとつが駐車場だ。グランプリの週末、チームメンバーとパドック内で働く人々の大半には、漕艇場に沿った細長い草地が駐車場として割り当てられる。そこから仮設の橋と浮き桟橋を渡って、ようやくパドックのゲートにたどり着くという場所だ。

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