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マクラーレンF1、スペインGPに“真の2018年型マシン”を投入。最大の弱点の解決図れるか

2018年4月20日

 マクラーレンF1チームは第5戦スペインGPでMCL33の大型アップグレードを導入するプランを立てており、これによってパフォーマンスが劇的に向上するかどうかが注目されている。


 パワーユニットをホンダからルノーに変更したマクラーレンは、今後、3強に挑み、トップグループに加わっていくことを目指していく。しかし今年のプレシーズンテストで信頼性のトラブルが相次いだために準備が遅れ、開幕戦では本来持ち込むはずのパッケージを走らせることができなかった。


「真の2018年型マシンはスペインGPで投入する。このマシンは我々の目標を達成する力を持っているはずだ」とレーシングディレクターのエリック・ブーリエが語ったとSpeed Weekが伝えた。


「理想的には、このマシンをオーストラリアGPで導入するべきだった。だがそれは不可能だったので、ここまでは2017年型マシンの進化型を走らせてきたようなものだ」


「たくさんのパーツの準備が進行中だ。これらをバルセロナに持ち込むことになるだろう。その段階でパフォーマンス上の自分たちの位置について見てみたい」


 シーズン序盤3戦ではマクラーレンにはトップ3に挑める力はなく、フェルナンド・アロンソは今のマシンについて「ストレートで遅すぎる」と認めている。


 マクラーレンのマシンはドラッグが非常に大きいという問題点を抱えているものとみられている。
 ダウンフォースを向上させるとドラッグが増え、それによってストレートで遅くなってしまう。そのため、ダウンフォースとドラッグの最適なバランスを見つける必要があるが、今のマクラーレンのマシンではそれができていないものと考えられている。


「それも問題のひとつではあるが、それだけが問題というわけではない」とブーリエはBBCに対して語った。


「ドラッグだけの問題であれば、修正するのは簡単だ。だが我々はマシンのすべての面に取り組み、目指す位置へと持っていかなければならない」


 BBCのF1担当チーフライターのアンドリュー・ベンソンは、スペインGPでのアップグレードパッケージでこの問題に大きな改善が見られなければ、その時点で改めて分析を行い、新しい空力パーツを製作しなければならないため、解決にはさらに数カ月を要することになると予想している。



(AUTOSPORTweb)


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