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メルセデス、ハミルトンのFIAへの“直談判”に遺憾の意

2016年7月30日

 メルセデスのパディ・ロウは、ハンガリーGPでの二コ・ロズベルグのポールラップに関して、ルイス・ハミルトンがチームと話さず、直接FIAに説明を求めたことを「遺憾に思う」と述べた。 


 先週末のロズベルグのポールラップは、フェルナンド・アロンソのスピンによりダブルイエローが出ていた区間を通過しながら、Q3での最速タイムを記録したものだった。


 ハミルトンはこのラップが有効とされるのかについて、FIAのレースディレクター、チャーリー・ホワイティングに問い合わせをしていた。だが、ハミルトン自身は、彼が問い合わせをしたことによって、ロズベルグのラップが審議対象になったわけではないと主張している。


 ドイツGPが開催されるホッケンハイムで、ロウは次のように語った。「私の理解するところでは、ルイスは確かにチャーリーに会いに行った。しかし、それは決してニコのラップについて審査を求めるためではなく、今後同様の事例があった場合に、彼自身がどうすべきかを理解するための問い合わせだった」


「私としては、彼の行動を遺憾に思う。彼はチームの指示に従うべき立場にあり、必要であれば、チームがチャーリーから回答を得ることもできたからだ。だが、私は(ハミルトンが説明を求めたことに)何らかの悪意があったとは思わない。チームの利益という観点からは、良い判断ではなかっただけだ」


 ロズベルグは、問題の地点で十分にスロットルを戻したことを証明して、スチュワードを納得させることができた。しかし、他のドライバーは、スチュワードの判定が従来の理解とは異なるとして、ダブルイエロー区間で許されるのはどこまでなのかを明確にしてほしいとの声が上がっていた。ダブルイエローが提示された場合、ドライバーは「すぐに停車できるように減速すべき」と理解されていたからだ。


 こうした問題提起もあって、今週に入ってから予選中のルールが変更され、ダブルイエローが必要とされる状況が発生した場合には、ただちに赤旗を提示して、セッションを中断することになっている。



(Translation:Kenji Mizugaki)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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