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メルセデスF1&ウォルフ代表、FIAの名誉棄損的行動への法的措置を検討。スージーは「扇動者を突き止める」と怒り

2023年12月9日

 FIAは、メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフとその妻でF1アカデミーのマネジングディレクターを務めるスージー・ウォルフに関して、フォーミュラワン・マネジメント(FOM)からの情報漏洩の疑いについて調査を行っていることを発表したわずか2日後に、調査終了を宣言したが、ウォルフ夫妻の怒りは収まっていない。メルセデスF1チームは、風評被害を受けたことによりFIAに対する法的措置を検討していることを明らかにした。

トト・ウォルフ(メルセデスF1チーム代表)とスージー・ウォルフ(F1アカデミー マネジングディレクター)
トト・ウォルフ(メルセデスF1チーム代表)とスージー・ウォルフ(F1アカデミー マネジングディレクター)


 F1傘下のF1アカデミーを率いるスージー・ウォルフを通して、メルセデスF1代表トト・ウォルフにFOMの秘密情報が伝わった恐れがあるという、ある雑誌の記事を根拠に、12月5日、FIAは、彼らに対する調査を行っていると発表した。この調査について、事前に知らされていなかったF1、スージー・ウォルフ、メルセデスF1チームは驚き、すぐさま疑念を否定する声明を発表。また、ライバルチームの代表がFIAに対してメルセデスへの疑念について不満を訴えたという説があったが、全9チームがこれを否定する声明を翌日に発表した。


 こうした動きを受けて、7日にFIAは、調査の終了を発表した。この時、FIAは、F1組織において秘密情報の漏洩を防ぐのに十分な管理システムが整っていることを確認したため調査を終了したと述べるにとどまり、謝罪的な発言は行わなかった。


 メルセデスは、トト・ウォルフの名前で次のような声明を発表し、FIAに対して法的措置をとる可能性を示唆した。


「今週の出来事に、メディアから大きな関心が寄せられていることを理解している。我々は現在、FIAと積極的に法的交渉を行っている。我々は、何が起こったのか、そしてなぜそれが起こったのかについての完全な透明性を期待しており、すべての法的権利を明白に留保している。そのため、現時点では公式なコメントを控えることを理解していただきたい。もちろん間違いなく適切な時期にこの問題に対する対応を行う予定だ」


 スージー・ウォルフは、FIAの今回の行動に不満を表明、この一件を引き起こした人物を突き止めると宣言した。


「昨日夕方にFIAが発表した声明を見た時、『それだけ?』と私は思いました。2日間にわたって、私の誠実さに関する不快なほのめかしが、公然とあるいは陰での会話において行われてきましたが、FIAの誰も直接私に連絡をくれませんでした」とウォルフはSNSを通してコメントした。


「私は、誰かの攻撃の巻き添えになったのかもしれないし、あるいは個人的に私の信用を失墜させようとする標的になったのかもしれません。それは失敗しましたが、私はこれまで懸命に働いてきて、根拠のないプレスリリースによって評判に疑問を持たれるいわれはありません」


「私たちはスポーツとして長い道のりを歩んできました。F1チームからの一致団結したサポートに心から感謝しています。私はF1およびFIAにおいて、情熱的な大勢の女性、男性と共に働いてきました。彼らは私たちのスポーツの最良の利益を心から考えています」


「ですが、今回の事件は、これまでのところ、透明性も説明責任もなく、進行してきました。私は、自分の仕事と家族に関して、オンライン上で中傷を受けています。私は自分が脅されることを許すつもりはありません。この一件を扇動し、メディアを誤導した人物を突き止めるまで、追求するつもりです」


「今週起こったことは、決して良いことではありません。スポーツとして、私たちはより良いものを要求する必要がありますし、そうする権利があるのです」



(autosport web)




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