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フェラーリ「今のF1はタクシーみたい」と不満

2014年3月12日

LAT

 フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、常に燃料とタイヤを管理して走らなければならない今のF1は気に入らないと述べた。

 2014年のF1では決勝で搭載できる燃料が100kgに制限されるため、燃料消費量を管理しながら走る必要がある。

 それに加えてタイヤマネジメントも行わなければならないため、F1の戦いの華やかさが減り、ファンにとっても理解しづらいものになると、ディ・モンテゼモロは考えている。

 ディ・モンテゼモロは、燃料とタイヤをセーブして走らなければならない今季F1のドライビングを「タクシードライブ」と表現している。

「こういったタクシーのようなドライビングは好きではない」とモンテゼモロが語ったとAutosprintが伝えた。

「ドライバーにとっても観客にとっても、レースが複雑で理解しづらいという点が気に入らない」
「昨日まではタイヤだけを見ていた。ほぼタイヤ管理のみに集中していた」
「レースを見ていても紛らわしい。トップを走っているドライバーがタイヤ交換に入る直前であれば、真のトップと考えてはいけないからだ。レースを完全に理解するのが難しかった」

「今年はその上、燃料の問題があり、限られた燃料量で走り切れるよう、レースを管理しなければならない」
「私としては、常に限界までプッシュしなければならないようなF1が好ましい」

 一方で、ディ・モンテゼモロは、自動車メーカーとしてはF1で新たなテクノロジーに挑むべきであると認めている。

 2014年のF1には1.6リッターV6ターボエンジンとエネルギー回生システムを備えた新パワーユニットが導入された。

「新しい技術を取り入れる革新的なF1を推進しない者に名を連ねるわけにはいかない。その知識を市販車に移行するからだ」

 大幅にレギューレーションが変更された今年のF1で成功するのは楽なことではないと、ディ・モンテゼモロは述べた。

「ジグソーパズルを組み立てるようなものだ。予想どおりに行くものもあれば、そうでないものもある」
「難しいのは、燃焼機関と電気の間のバランスだ。一番私が喜んでいるのは、風洞とコース上で得たデータに相関関係が見られたことだ。この問題に我々は過去4年にわたって悩まされてきた」

「今年の新しい“ハイブリッド”F1カーは、非常に複雑なプロジェクトを生み出している。ライバルたちが直面した問題もそれを表している」
「信頼性が重要になる。果たして開幕戦で何台完走できるのか、興味深いね」




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