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【可夢偉の2014年】ニュースで振り返る1年の奮闘

2014年12月30日

 2014年もあと残りわずか。F1界もしばし静かな今、小林可夢偉選手の1年を振り返り、注目を集めた話題をご紹介したいと思います。

 すでに「2014年F1 10大ニュース」(可夢偉選手関連以外のニュース)はご紹介しましたが、ここでは2014年1月1日から12月27日までに掲載した記事のうち、皆さまのアクセスを数多く集めた可夢偉選手関連の話題をピックアップいたしました。

 注目のトピックを大きく5つに分けて、5位から1位までカウントダウン、関連記事と共にご紹介していきます。

※可夢偉選手関連以外の2014年F1 10大ニュースは以下でご覧ください。
F1 10大ニュース(1位〜5位):“醜さ”に衝撃?
F1 10大ニュース(6位〜10位):ストーブリーグ白熱!

【第5位】可夢偉とホンダ
 今年F1に復帰した可夢偉選手ですが、契約先のケータハムは、競争力が低い上に、シーズン中にオーナーが変更、その後に財政破綻に陥り、管財人の管理下に入るという、大混乱の1年を過ごすことになりました。

 F1ドライバーとして高い能力を持ちながらチャンスに恵まれない可夢偉選手に関し、来年F1に復帰するホンダと結びつくことを期待する声がより一層高まりました。

 1992年のF1ワールドチャンピオン、ナイジェル・マンセルは、イギリスGPの際に「ホンダは可夢偉を乗せるべきだと思っている」と発言。可夢偉選手自身も、ケータハムが欠場したアメリカGPに足を運び、会見の中で「(ホンダに入れれば)絶対、貢献できる自信がある」とはっきり意思表示をしました。

 ただこれに対してホンダF1の総責任者、新井康久氏は、「名誉なこと」と述べるにとどまりました。

 結局マクラーレンF1チームは2015年に向けてフェルナンド・アロンソ&ジェンソン・バトンと契約を結び、残念ながら来年に関しては可夢偉選手をレースドライバーとして起用する可能性はなくなりました。常にF1が最優先という気持ちを示してきた可夢偉選手の来年以降の動向が注目されます。

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【第4位】可夢偉へのサポート
 ケータハムのオーナーが変更した後のハンガリーGPでマシンについたスポンサーロゴ「Forever with Mai」「Frontier Japan」「We LOVE 麻衣」。この「麻衣さん」とは一体誰なのか、その謎を解明するレポートに大きな関心が集まりました。

「麻衣さん」の他にも、可夢偉選手のため、2戦欠場したケータハムがアブダビGPで復活できるようサポートしていた人々がいることも分かっています。

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【第3位】ケータハムでF1復帰
 2013年、ザウバーのシートを失った可夢偉選手は、F1から離れてフェラーリと契約しAFコルセからWECに参戦しました。しかし2014年にはフェラーリからの新契約のオファーを蹴ってケータハムでF1に復帰することを選びました。

 可夢偉選手は、フェラーリからは「君はばかだよ」と言われたけれど無償でもF1で走りたかったという強い気持ちを、契約発表直後に明かしています。
 当時のオーナー、トニー・フェルナンデスは、チームの前進のため可夢偉選手を選んだとして強い信頼を示していましたが、その後、チームから手を引き、チーム自体が経営破綻に陥り、可夢偉選手にとってケータハムは期待外れのシーズンを送ることになってしまいました。

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