アンドレッティ&ゼネラルモーターズがF1参戦の意向を表明。アメリカチーム『アンドレッティ・キャデラック』を結成
2023年1月6日
F1参入を希望しているアンドレッティ・グローバルは、アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズと提携し、『アンドレッティ・キャデラック』としてF1エントリーを目指すと発表した。
2021年、マイケル・アンドレッティは、F1参戦の意向を表明、既存チームとの提携を模索し、アルファロメオF1チームを運営するザウバーとの交渉を進めたが、最終的にまとまらず、新たな方向性を探らなければならなくなった。
既存F1チームの多くは、11番目の新チームが参入することで自分たちへのプライズマネーが減ることから、アンドレッティのF1参戦を歓迎していない。しかし1月2日、FIA会長モハメド・ビン・スライエムが、F1参戦を目指す者からの参入プロセスを開始するようFIAに指示したことを発表、これはアンドレッティにとって明るい兆候であるとみられていた。
1月5日、アンドレッティはゼネラルモーターズと共にF1への参戦を目指すこと、チーム名にはキャデラックブランドを使用することを発表した。
「本日、自動車業界とモータースポーツ業界におけるアメリカの大手であるアンドレッティ・グローバルとゼネラルモーターズは、FIA F1世界選手権に参戦する機会を追求する意思を発表する。GMはキャデラック・ブランドで参戦、アンドレッティ・キャデラック・チームは、アメリカを拠点とし、イギリスにサポート施設を設置する予定である」と声明には記されている。
「このことは、モータースポーツの深い伝統を持つ、アメリカを代表する2社が再集結し、両ブランドの国際的リーチを拡大しながら、これまでのレースでの実績を基にそこからさらに築き上げる機会になる。F1は世界的に一貫した成長を遂げており、アメリカでは2023年にオースティン、マイアミ、ラスベガスでレースが開催される。アンドレッティ・キャデラック・チームは、FIAが正式な手続きを開始した際に、関心表明書を提出する予定だ。選ばれた場合、チームは少なくともひとりのアメリカ人ドライバーを擁して、できるだけ早く参戦することを目指している」
アンドレッティ・グローバル会長兼CEOのマイケル・アンドレッティは、次のように述べている。
「我々は、アンドレッティ・グローバルとそのファミリーであるレーシングチームを継続的に成長させ、常に次なる展開を視野に入れている。我々はF1の新チームとして適しており、シリーズとパートナーに価値をもたらし、ファンに興奮を与えることができると、私は感じている。この目標を追求するにあたり、GMとキャデラックと手を携えることができ、誇りに思う。GMとアンドレッティは、レースへの愛から生まれたレガシーを共有している。我々は今、真のアメリカF1チーム参戦という試みを固めるため、モータースポーツへの情熱と革新への献身を結集する機会を得た」
「我々は共に、参入プロセスにおいて、FIAが定める手順とステップに従っていく。その間、アンドレッティ・キャデラックがF1チームとして正式に承認される幸運に恵まれた場合に備え、前向きに準備を続けていく」
ゼネラルモーターズ社長マーク・ロイス氏は、次のようなコメントを発表した。
「ゼネラルモーターズは、レース界における歴史的な瞬間に、アンドレッティ・グローバルとチームを組めることを光栄に思う。我々はモータースポーツとエンジニアリングの革新において、長く豊かな歴史を持っており、アンドレッティ・グローバルと組んでアメリカのF1チームを結成することに興奮している。このチームは、シリーズとスポーツに対する世界の関心をさらに喚起する役割を果たすことになるだろう」
「キャデラックとF1は、ともにグローバルな魅力を持ち、それが高まりつつある。我々のブランドは、モータースポーツにおいて100年以上続く歴史を持っており、我々独自のアメリカのイノベーションとデザインをF1にもたらす機会が提供されるならそれを誇りに思うだろう」
アンドレッティ・キャデラックがF1に参戦するには、FIAの参入プロセスの審査にパスし、F1の合意を得る必要がある。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |