F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ノリス驚速。フェルスタッペンに0.356秒もの大差をつけて今季3回目のポール獲得【予選レポート/F1第15戦】

2024年8月24日

 8月24日、2024年F1第15戦オランダGPの予選がザントフォールト・サーキットで行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が今季3回目、F1キャリア4度目のポールポジションを獲得した。


 2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(RB)は13番手となった。

■Q1:セルジオ・ペレスがトップタイム

 直前のフリー走行3回目(FP3)は雨に見舞われたザントフォールト。18分間のQ1は雲の隙間から青空も姿を現すなか、気温25度、路面温度31度、湿度66%というドライコンディションでセッション開始を迎えた。


 なお、FP3でクラッシュを喫したローガン・サージェント(ウイリアムズ)のマシンは修復作業が進められたが、Q1出走には間に合わず。Q1は19台による戦いとなった。


 まずはセッション開始から6分というタイミングでルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分11秒375をマークして暫定首位に浮上する。


 各車がファーストアタックを終えた段階でノリスが0.002秒差の2番手、ハミルトンから0.018秒差の3番手にフェルスタッペンが続き、序盤からトップ3チームが接戦の様相を見せる。


 トラックエボリューションの影響もあり、終盤各車は続々とタイムを上げた。セッション前半に好タイムを刻んだノリス、フェルスタッペンが自己ベスト更新に至らずピットに戻るなか、セルジオ・ペレス(レッドブル)が1分11秒006を叩き出してQ1をトップで終えた。


 2番手に0.043秒差のジョージ・ラッセル(メルセデス)、3馬手に0.321秒差のカルロス・サインツ(フェラーリ)が続いた。角田はペレスから0.597秒差の12番手でQ2進出を決めた。


 16番手ダニエル・リカルド(RB)、17番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、18番手バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)、19番手周冠宇(キック・ザウバー)、そしてQ1出走が叶わなかったサージェントの5台がQ1敗退となった。

2024年F1第15戦オランダGP セルジオ・ペレス(レッドブル)
2024年F1第15戦オランダGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

角田裕毅(RB)
2024年F1第15戦オランダGP 角田裕毅(RB)

■Q2:サインツ、ハミルトンがまさかの敗退

 続く15分間のQ2。他車がガレージに収まるセッション序盤からフェラーリの2台がアタック入り。ただ、ユーズドタイヤだったこともあり、タイムは1分11秒台後半に留まる。


 もっとも早いタイミングでニュータイヤを装着したピアストリは1分10秒505を記録。さらに、ノリスがピアストリを0.009秒上回る1分10秒496をマークしてQ2前半はマクラーレンがワンツーという状況に。一方、角田はQ2最初のアタックにユーズドタイヤで臨み、1分11秒514で13番手につけていた。


 Q2終盤、暫定でトップ4に入っていたノリス、ピアストリ、ラッセル、フェルスタッペンの4台がガレージに留まるなか、残る11台のアタック合戦が白熱。


 そんななか、ランス・ストロール(アストンマーティン)が1分10秒661をマークして4番手に浮上。さらにペレスが5番手、ルクレールが6番手、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が7番手に浮上し、セッション前半にフェルスタッペンがマークしたタイムを上回った。


 ただ、Q2のトップ3は変わらず。ノリスがQ2をトップで終えた。一方、Q1で好走を見せたサインツがターン1でわずかにスライドし11番手、前戦ベルギーGPウイナーのハミルトンも12番手でQ2敗退を喫してしまう展開に。


 以下、13番手角田、14番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、15番手ケビン・マグヌッセン(ハース)の5台がQ2敗退となった。

2024年F1第15戦オランダGP カルロス・サインツ(フェラーリ)
2024年F1第15戦オランダGP カルロス・サインツ(フェラーリ)

2024年F1第15戦オランダGP 角田裕毅(RB)
2024年F1第15戦オランダGP 角田裕毅(RB)

■Q3:驚速ノリスが地元戦フェルスタッペンに大差

 ポールポジションを決める最終Q3は12分間。セッション前半はフェルスタッペン、ノリス、ピアストリ、ラッセル、ルクレール(ユーズド)、ガスリー(ユーズド)の6台がコース入り。


 そんななか、ノリスが1分10秒074をマークしてトップに浮上。0.119秒差の2番手にピアストリ、0.148秒差の3番手にフェルスタッペンが続き、引き続きマクラーレン勢が速さを見せつける。


 セッション終盤、フェルスタッペンはマクラーレンの2台よりも前でコース入りし、最後のアタックに臨んだ。フェルスタッペンはセクター2で全体ベストを更新し、1分10秒029をマークし暫定首位に浮上する。


 しかし、セクター1、セクター3で全体ベストを更新したノリスが1分9秒673、フェルスタッペンに0.356秒もの大差をつける走りでノリスが今季3回目、F1キャリア4度目のポールポジションを獲得した。


 ピアストリはタイム更新も、ノリスから3番手変わらず。以下、4番手ラッセル、5番手ペレス、6番手ルクレール、7番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、8番手アルボン、9番手ストロール、10番手ガスリーとなった。


 2024年F1第15戦オランダGP、72周の決勝は25日の日本時間22時(現地時間15時)にスタートが切られる予定だ。

2024年F1第15戦オランダGP ランド・ノリス(マクラーレン)
2024年F1第15戦オランダGP ランド・ノリス(マクラーレン)

2024年F1第15戦オランダGP 予選PPのランド・ノリス(マクラーレン)、2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2024年F1第15戦オランダGP 予選PPのランド・ノリス(マクラーレン)、2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

2024年F1第15戦オランダGP 予選後のランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第15戦オランダGP 予選後のランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)



(autosport web)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号