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スピンしたライコネン「10年前のタイヤならこんなことは起きなかった」:フェラーリ F1ブラジルGP日曜

2016年11月14日

 2016年F1ブラジルGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンはウエットコンディションでスピンし、リタイアに終わった。


■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=リタイア
 楽なコンディションだったとはいえない。すごくトリッキーだった。セーフティカー先導下で何周も走行するとなると余計に難しくなる。雨が激しく降っていたわけではないが、水たまりがたくさんできていた。一番の問題はアクアプレーニングで、それが予想外の場所で起きた。ストレートでスピンオフしてしまったんだ! なんとか態勢を立て直せるかと思ったら、最悪の場所で飛び出してしまった。


 ウエットタイヤは強力ではなく、すぐにアクアプレーニングを起こす。サーキットやそれ以外のいろいろな要素に左右されるのは確かだが、何年か前と比べると、昔のタイヤはこれぐらいの水量には対処できたし、アクアプレーニングの問題もなかった。


(スピンに関してCrash.netに語り)上りのセクションはレースをするにはウエットすぎたと思う。アクアプレーニングを起こしてスピンした。僕にはどうすることもできなかった。あそこでアクアプレーニングが起きてコースオフするなんて思いもしなかった。


 セーフティカーの後ろでずっと走っているとタイヤが冷えてくる。このタイヤはすぐにアクアプレーニングを起こす。10年から12年ぐらい前のタイヤはこれぐらいの雨なら何の問題もなかった。アクアプレーニングなんて起きなかった。
  



(AUTOSPORTweb)




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