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ライコネン、ハンドリング改善まで苦戦を覚悟

2014年3月18日

LAT

 キミ・ライコネンは、フェラーリF14 Tのセットアップに対する不安をいつ頃解消できるかは分からないと語った。

 ライコネンは、週末のオーストラリアGPで特にブレーキングやコーナーへのアプローチの際のハンドリングに問題を抱え、予選12位、決勝7位と不満の残る結果に終わった。

 彼のドライビングは、レース中にフロントタイヤのグレイニングによってさらに悪化の一途をたどり、何度もロックアップを引き起こした。

 フェラーリとライコネンは、マシンのハンドリングに影響を与えるエネルギー回生システムの改善に取り組んでいるが、2007年のワールドチャンピオンは、こうした状況がすぐには解消されないだろうと認めている。

「僕らが何をすべきかは大体分かっている。しかし、いくつかの事は一晩でできるものではない」とライコネン。
「特定のパーツを製造するか、あるいは特定の作業を見つけるには時間がかかる。それに、目的のものを得たからといって、それが問題の解決を約束するとは限らない」

「僕は、以前にもこうした状況にいたことがある。こうした時は時間がかかるものだ」
「残念ながら、現時点では最も楽な立場にはいない。しかし、どれほど困難な状況かを把握し、そこからすべてを引き出すことができた。決して僕らが目指していたものではなかったが、さらに悪い結果になる可能性もあったんだ」

「僕らは、ここからいい状況に向かうだけだと確信している」




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