最新記事
- レース現場への最後の砦、エンジンベンチと現...
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第10回後...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第12/13...
- F1パワートレイン事情:レッドブルにとって“...
- リカルド陣営、契約解除望むマクラーレンF1に...
- ピアストリ騒動でガスリーのアルピーヌF1移籍...
- F1パワーユニット組立てノウハウ&信頼性を飛...
- 「チームへの批判は何の役にも立たない」元F1...
- F1ルーキーイヤーの前半戦には満足していると...
- F1、2023年はシーズン終盤に初開催のラスベガ...
- パドック裏話:改革の陣頭指揮をとるFIA会長...
- パドック裏話:改革の陣頭指揮をとるFIA会長...
F1マイアミGP FP1:初開催の地でルクレールが首位発進。フェルスタッペンは一時トラブルも3番手
2022年5月7日
2022年F1第5戦マイアミGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は18番手だった。
初開催のマイアミGP。その最初のセッションとなる初日FP1(フリー走行1回目)は青空の下、現地時間午後2時半に始まった。気温33.3度、路面温度53.9度と、かなり高温のコンディションだ。真っ先に出て行ったのはランス・ストロール(アストンマーティン)で、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)らが続く。コース習熟の必要性から、全20台がコースインした。
セッション序盤には、マシンの限界を試す過程でルクレール、角田らが次々にスピン、コースオフ。フェルスタッペンは高架下ターン13の立ち上がりで、ウォールに軽くマシン右側を当てている。
開始20分、大部分のマシンの周回数が10周を超え、ほぼ習熟走行を終えた時点で、トップタイムはルクレールの1分32秒943、2番手ラッセル、3番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、4番手フェルスタッペン、5番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)と、この時点ではメルセデスが2台揃って上位につけているが、あくまでまだ序盤だ。タイヤはソフトとミディアムが混在し、メルセデス勢はいずれもソフト、フェラーリはミディアムだった。
母国レースとなるハースだが、他に比べると2台は積極的には周回を重ねていない。マシンのダメージチェックか、しばらくガレージにこもっていたフェルスタッペンもすぐに出て行った。しかし再び呼び戻され、今度はメカニックたちがリヤに取りつき、エイドリアン・ニューウェイも深刻な表情で確認している。
終了25分前、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がターン6から7のコーナリング中に挙動を乱し、バリアにリヤから突っ込んでマシンを大破。セッションは9分間の赤旗中断となった。
再開直後、今度は新品ソフトで出て言ったばかりのサインツが、ターン4で派手にスピン。右フロントタイヤがぺしゃんこになったまま、ゆっくりピットに戻って行った。
セッション終盤にほぼ全車がソフトに履き替えてからは、路面コンディションが向上したこともあって、順位が目まぐるしく変動。それでも最終的にルクレールが1分31秒098で首位を奪い返した。0.071秒の僅差で、2番手ラッセル。3番手のフェルスタッペン。心配されたトラブルは、重大なものではなかったようだ。
4番手セルジオ・ペレス(レッドブル)、5番手ガスリー、6番手サインツ、そして7番手にはウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが入った。8番手ハミルトン、9番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、10番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)。角田は18番手だった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
7/29(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/30(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/31(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 258 |
2位 | シャルル・ルクレール | 178 |
3位 | セルジオ・ペレス | 173 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 158 |
5位 | カルロス・サインツ | 156 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
7位 | ランド・ノリス | 76 |
8位 | エステバン・オコン | 58 |
9位 | バルテリ・ボッタス | 46 |
10位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 431 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 334 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 304 |
4位 | BWTアルピーヌF1チーム | 99 |
5位 | マクラーレンF1チーム | 95 |
6位 | アルファロメオF1チーム・オーレン | 51 |
7位 | ハースF1チーム | 34 |
8位 | スクーデリア・アルファタウリ | 27 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム | 20 |
10位 | ウイリアムズ・レーシング | 3 |

