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レッドブルF1代表「残り7戦、圧倒的不利なサーキットはないはず」メルセデスとの互角の戦いを予想
2021年9月30日
F1第15戦ロシアGPで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが素晴らしいドライビングで最後尾から2位まで追い上げた。フェルスタッペンはドライバーズ選手権でメルセデスのルイス・ハミルトンに逆転を許したものの、その差はわずか2ポイントと、ダメージを最小限にとどめることができた。
フェルスタッペンは、ロシアでパワーユニット(PU)交換を行ったことで最後尾スタートとなった。レース前、レッドブル代表クリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンの決勝結果は6位か、よくて5位と予測していた。そのため2位という結果を出せたことに、ホーナーは非常に満足している。
「我々にとっては優勝のようなものだ。20番グリッドから2位をつかむとは」とホーナーは語った。
「もし週末の前にこうなると言われていたら、大喜びしていただろう。このような結果を出し、メルセデスが得意とする2カ所(モンツァとソチ)を終えた時点で、ドライバーズ選手権でわずか2ポイント差にとどめたことには、非常に励まされる」
「残り7戦、全力を尽くしていく」
スケジュールに残っている7つのコースのうち、どこがレッドブルに有利でどこがメルセデスが有利かとの問いに対し、ホーナーはこう答えた。
「ロシアやモンツァではメルセデスが強かった。これほど彼らの強さが顕著に出るサーキットは、他にはないと思う。だがもちろんメルセデスは速いだろう。彼らは去年トルコで勝っているから、次も手ごわいだろうね」
「その後のオースティンから、我々は強力な立場に立てるはずだ。我々のチームはブラジルとメキシコでは常に強い」
「(第20戦に加えられるといわれている)カタールについては何も分からない。ジェッダについてもだ。そしてその次はアブダビだ」
「残されたレースでは互角の勝負になるだろう。どちらかが優位に立つ場合でもその差はわずかだと思う」
しかしメルセデスとレッドブルは、それ以外のチームのパフォーマンスに影響を受けることになるかもしれない。たとえば、イタリアGPで優勝し、ロシアGPでも優勝まであと一歩だったマクラーレンだ。
「今年、彼らは間違いなく素晴らしい進歩を見せていると思う」とホーナーは語った。
「特定のコースで彼らは良いパフォーマンスを発揮するようだが、得意でないコースもある。ランド・ノリスはロシアで優勝にふさわしい走りをした。今年のどこかで、また彼らが素晴らしい仕事をするサーキットがいくつかあるはずだ」
(Grandprix.com)
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8/30(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
8/31(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/1(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 303 |
2位 | ランド・ノリス | 241 |
3位 | シャルル・ルクレール | 217 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 197 |
5位 | カルロス・サインツ | 184 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 164 |
7位 | セルジオ・ペレス | 143 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 128 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 50 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 446 |
2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 438 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 407 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 292 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 74 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第16戦 | イタリアGP | 9/1 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |