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ホンダF1が連続ポールtoウインで黄金時代以来の記録「偉大な先輩達の背中が見えてきたように思う」と山本MD
2021年6月28日
2021年F1シュタイアーマルクGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスは4位だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはアクシデントでリタイア、角田裕毅は10位という結果で、ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車3台が入賞した。
フェルスタッペンはポールポジションから1周も首位を譲ることなくトップでフィニッシュ、1回ストップ(ミディアムタイヤからハード)で、2戦連続のポール・トゥ・ウインを飾り、今季4勝目を挙げた。ペレスは4番グリッドから2回ストップ(ソフト、ハード、ミディアム)で走り、3位バルテリ・ボッタス(メルセデス)から0.527秒差の4位となった。
ガスリーは6番グリッドからソフトタイヤでスタート。1周目に他車との接触で、タイヤがパンク、リヤサスペンションにダメージを負ったことにより、リタイアに終わった。
角田はボッタスへの進路妨害で3グリッド降格ペナルティを受けて11番グリッドからスタート。1回ストップ(ソフトからハード)で走り、10位でフィニッシュ、3回目の入賞を果たした。
ホンダとしては、通算83勝目で、2戦連続のポール・トゥ・ウインは1991年の日本GP・オーストラリアGP以来のこと。ホンダはモナコ、アゼルバイジャン、フランス、シュタイアーマルクと連勝しており、1991年のアイルトン・セナ(アメリカ、ブラジル、サンマリノ、モナコ)以来の4連勝を達成した。
ドライバーズ選手権ではフェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)とのギャップを拡大、コンストラクターズ選手権でもレッドブル・レーシング・ホンダがメルセデスへのリードを広げ、ともに首位を維持している。
■レッドブルとの通算10勝目に「非常に感慨深い」と山本MD
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のシュタイアーマルクGP決勝は、ポールポジションからスタートしたフェルスタッペン選手がパーフェクトなレース運びでポール・トゥ・ウイン、レッドブル・レーシング・ホンダは4連勝を飾ることができました。金曜日のFP1からマシンのパフォーマンスがよく、PP獲得そして優勝と、マックス選手、チームともに素晴らしい週末をマネージすることができました。
チームメイトのペレス選手は、レース序盤にオーバーテイクを見せ、3番手までポジションを上げましたが、タイヤ交換でのタイムロスで後退を余儀なくされ、4位フィニッシュに終わりました。終盤、2ストップ作戦にスイッチして3位ボッタス選手を猛追したものの、残念ながら最後にわずかに及びませんでしたが、チームに貴重なポイントをもたらしてくれました。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田選手は、予選結果が8番手だったものの、3グリッド降格ペナルティのため11番手からのスタートとなりました。したがって、周りの多くのマシンが新品のミディアムタイヤでスタートする中、角田選手は予選で使用した中古のソフトタイヤでスタート、激戦の中段グループのマシンとの接戦の中で粘り強くレースを続け、10位入賞でポイントを獲得しました。また一つ学び、これから先につなげてくれると思います。
チームメイトのガスリー選手はスタート直後の接触が原因で残念ながらリタイアとなりましたが、このサーキットでは速さを見せてくれていたので、来週のパフォーマンスに期待しています。
この優勝で4連勝となりました。本当にうれしく思っています。我々のPUもパフォーマンスに貢献できていると感じます。また来週末にこのサーキットでのレースとなりますが、各チームは今週のデータを見直してパフォーマンスアップを図ってくるはずです。我々も十分に今週の結果を見直して、再び力強いレースができるように準備を進めます。
■ホンダF1マネージングディレクター 山本雅史
今日はレッドブルの本拠地である、オーストリア、レッドブル・リンクで見事にフェルスタッペン選手が今季4勝目、レッドブル・レーシング・ホンダとして今季5勝目を挙げてくれました。レッドブル・レーシングとは今日の勝利で通算10勝を一緒に積み上げてきたことになりますが、2年前にこのサーキットで初勝利を挙げたことを思うと、非常に感慨深いものがあります。
また、今日の勝利で連勝を4に伸ばすことができたのですが、これはチャンピオンを獲得し、我々にとって黄金時代だった1991年に並ぶ記録です。偉大な先輩たちを追いかけてここまでやってきましたが、その背中が少し見えてきたように感じています。レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリともに強いレースができるようになってきています。これも、2つのパートナーチームとともに、日本のHRD-Sakura、英国の拠点であるHRD-UKのメンバー全員がここまで積み上げてきた努力のおかげです。また、ここまで、苦しいときも含めて応援をいただいてきた皆様のおかげでもあると思っています。本当に、ありがとうございます。
また来週は、このレッドブル・リンクでのレースになります。今日とはタイヤのコンパウンドが異なりますが、チームと一緒に万全の準備をして、またいいレースを見せられればと思いますので、引き続きのご声援をよろしくお願いいたします。
(autosport web)
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1位 | ランド・ノリス | 25 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 18 |
3位 | ジョージ・ラッセル | 15 |
4位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 12 |
5位 | アレクサンダー・アルボン | 10 |
6位 | ランス・ストロール | 8 |
7位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 6 |
8位 | シャルル・ルクレール | 4 |
9位 | オスカー・ピアストリ | 2 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 1 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 27 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 27 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 18 |
4位 | ウイリアムズ・レーシング | 12 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 8 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
7位 | スクーデリア・フェラーリHP | 5 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
9位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 0 |
10位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 0 |

