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ホンダF1が83回目のポール、MGU-K交換のガスリー含む4台がトップ8「決勝にもいい兆候。全車で好結果を」と田辺TD
2021年6月27日
2021年F1シュタイアーマルクGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはポールポジション、セルジオ・ペレスは5番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6番手、角田裕毅は8番手という結果だった。
フェルスタッペンにとっては、2戦連続、今季3度目のポールポジション。ホンダとしては83回目のポール獲得となった。ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車4台すべてがQ3に進出、トップ8内に入った。ただ、角田はQ3最初のアタックでバルテリ・ボッタス(メルセデス)の進路を妨害したとして、3グリッド降格のペナルティが科されたため、11番グリッドスタートの予定となっている。
また、予選2番手のボッタスが降格ペナルティを受けるため、ペレスは4番グリッドに繰り上がる。
フェルスタッペンはミディアムタイヤ、ペレス、ガスリー、角田はソフトタイヤで決勝をスタートする。
金曜にパワーユニットのデータ異常が見つかったガスリーについては、FP3からMGU-Kが交換された。3基目のコンポーネント投入であり、ペナルティは受けない。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
FP3 2番手(1分04秒573/16周)
予選 1番手(Q1=1番手1分04秒489:Q2=4番手1分04秒433:Q3=1番手1分03秒841)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
FP3 4番手(1分05秒026/21周)
予選 5番手(Q1=5番手1分04秒638:Q2=1番手1分04秒197:Q3=5番手1分04秒168)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 6番手(1分05秒298/22周)
予選 6番手(Q1=8番手1分04秒765:Q2=3番手1分04秒429:Q3=6番手1分04秒236)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 5番手(1分05秒150/23周)
予選 8番手(Q1=4番手1分04秒608:Q2=8番手1分04秒631:Q3=8番手1分04秒514)
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のシュタイアーマルクGP予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が2戦連続でのポールポジション獲得、トップ8にホンダ勢4台が入り、我々にとっていい予選結果になりました。フェルスタッペン選手は、他のマシンが僅差の戦いをする中で素晴らしいパフォーマンスを見せ、ミスのない走りで2位に0.2秒という大きな差をつけました。
5番手となったチームメイトのペレス選手は、明日のレースではミディアムタイヤでスタートするフェルスタッペン選手とは異なる戦略を採り、ソフトタイヤでのスタートになります。レースがうまい選手ですので、ここからさらにポジションを上げてくれると思います。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、今日も安定したパフォーマンスでフランスGPに続く予選6番手、チームメイトの角田選手も予選8番手と、自身2回目の予選Q3でいい走りをしてくれました。
どのドライバーもプラクティスでのロングランのペースはいいので、明日もいいレースができることを期待しています。4台ともにいいポジションでフィニッシュできるよう、最大限の準備を続けていきます。
(autosport web)
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1位 | ランド・ノリス | 44 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 36 |
3位 | ジョージ・ラッセル | 35 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 34 |
5位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 22 |
6位 | アレクサンダー・アルボン | 16 |
7位 | エステバン・オコン | 10 |
8位 | ランス・ストロール | 10 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 9 |
10位 | シャルル・ルクレール | 8 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 78 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 57 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 36 |
4位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
5位 | スクーデリア・フェラーリHP | 17 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 14 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
9位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 3 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |

