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F2王者デ・フリース、F1チームとの交渉実らず、2020年参戦を断念
2019年10月7日
2019年FIA-F2チャンピオンに輝いたニック・デ・フリースは、2020年にF1に昇格する道を探ったものの、失敗に終わったと語った。
24歳でオランダ出身のデ・フリースは、9月末に開催されたロシア・ソチ戦のレース1で勝利し、タイトルを獲得した。
元F2王者のシャルル・ルクレールとジョージ・ラッセルは、タイトル獲得後の翌シーズンにはF1に昇格している。昨年2位のランド・ノリスと3位のアレクサンダー・アルボンも、今シーズン、F1チームのシートをつかんだ。
それ以前も、GP2チャンピオンのピエール・ガスリー、ストフェル・バンドーン、ジョリオン・パーマーもすぐにF1チームに起用されている。だがデ・フリースは、少なくとも来年は、彼らの後に続くことはないという。
「過去5年間にわたってチャンピオンはF1に昇格してきているし、トップ3チームにも加入している」とデ・フリースは語った。
「けれど保証があるわけではないし、そのことは分かっていた。僕のコントロールのまったく及ばないことだから、心配しても仕方ない」
代わりにデ・フリースは2019年/2020年シーズンのABBフォーミュラE選手権にメルセデスから参戦し、バンドーンのチームメイトを務める。また、12月には、バーレーンで行われるFIA WEC世界耐久選手権のルーキーテストにおいて、トヨタのLMP1マシンに乗る見込みだ。
「バーレーンでのルーキーテストで、ニックとともに仕事をすることを楽しみにしている」とトヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは語った。
「彼はF2で証明したように明らかな才能があり、多くのポテンシャルを持つドライバーだ」
デ・フリースはWEC世界耐久選手権のLMP2クラスに、レーシングチーム・ネーデルランドから参戦している。彼はWECとフォーミュラEでの新たな挑戦に胸を躍らせる一方で、F1でのポジションを探したものの、空いているシートはひとつもなかったと認めた。
「いくつか話し合いを持ったが、十分なだけの動きがなかったんだ。ほとんどのドライバーが現在のチームに残留する」とデ・フリースは先週、オランダの放送局『Ziggo Sport』に語った。
「もちろんF1は今でも夢だけれど、今の状況では現実的ではない。子供のころは、F1とそこへ至る道について夢見るものだ」とデ・フリースは語った。
デ・フリースは、フォーミュラEへの参戦でメルセデスと新たな関係を結ぶことによって、将来F1への扉を開くことができるかもしれない。
「僕のキャリアにとってこれは間違いなくベストな一歩だと思うし、メルセデスでのチャンスに本当に感謝している」とデ・フリースは言う。
「今は何よりもメルセデスのドライバーとなることに満足しているし、誇りに思っている」
「メルセデスは4台のマシンで世界中でレースをする。2台はF1、もう2台はフォーミュラEだ。そしてそのうちの1台は僕のものなんだ!」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |