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ホンダ首脳「レッドブルの期待に応え、F1での勝利を目指していく」

2018年6月19日

 ホンダF1が2019年に向け、レッドブル・レーシングと契約、パワーユニットの供給を行うことを発表した。ホンダは2018年からトロロッソとも提携しており、2015年のF1復帰以来初めて、2チームと組むことになる。


 マクラーレンのパートナーとしてホンダはF1に復帰したものの、チームは3年にわたりパフォーマンスにおいても信頼性においても期待したレベルに届かず、2017年末でパートナーシップを解消することとなった。


 代わって今年からホンダはトロロッソをワークスチームとする形でF1活動を継続。良好な提携関係の下、パワーユニットには大きな改善が見られた。


 トロロッソの姉妹チームであるレッドブルは、2019年に向け、2007年以来のパートナーであるルノーとの契約を延長するか否かを検討するなかで、ホンダへのスイッチを視野に入れて同パワーユニットのパフォーマンスをチェックしてきた。カナダGPで両者のアップデートを比較した結果、ホンダを選んだものとみられる。


 レッドブル・レーシングは2013年を最後にタイトルからは遠ざかっているものの、2014年はランキング2位、2015年4位、2016年2位、2017年3位と、常にトップチームとしてF1を戦ってきた。今年もここまでの7戦で2勝を挙げ、ランキング3位に位置している。ドライバーは、ダニエル・リカルドについては来季に向けて交渉中だが、若手随一のスター、マックス・フェルスタッペンの残留は決定している。


 レッドブル・レーシングとホンダの今回の契約は、F1において大きな規則変更が行われる前年までの2019年から2年間となっている。


 本田技研工業株式会社 代表取締役社長である八郷隆弘氏は、2チームへの供給により、開発のスピードが向上、目標としている勝利にさらに近づくことができるとコメントした。


「来季は2チームへPUを供給することで、より多くのデータ収集が可能となり、開発のスピードアップに繋げることができます。また、なによりもレッドブル・レーシング、トロロッソ、両チームと強力なパートナーシップを築くことにより、我々の目標である勝利へさらに近づくことができると思っています」


 ホンダモータースポーツ部長である山本雅史氏は、まずはレッドブルの期待に応え、その先にもっと高い目標を達成すべく突き進みたいと語った。


「今回の契約は、レッドブル・レーシング、トロロッソ、そしてホンダの三者がイコールになるようなパートナーシップだと考えています」と山本部長。


「今年からパートナーシップを組んでいるトロロッソも同様ですが、今回の契約交渉を通し、レッドブルグループがホンダという会社に対して非常にリスペクトを払ってくれていることを強く感じました。F1では過去3年間、我々はなかなか思うような成績を出すことができずに苦しんできたわけですが、そのような状況にあっても、ホンダとのパートナーシップに可能性を見出し、真摯な姿勢で交渉に臨んでくれたことにとても感謝しています」


「具体的な契約内容については公表できませんが、内容は非常にフェアなものですし、我々としてもそういった彼らの期待やリスペクトに応えられるよう、全力で開発やその他の準備に取り組んでいきます」


「ご存知のとおり、過去にいくつもタイトルを取ってきているチームで、ここ数年もコンスタントに勝ち続けているチームです。シャシー性能が優れていることは誰の目にも明らかですし、勝利に向けた可能性が高くなるという点では、我々ホンダにとっては大きなチャンスです。プロジェクトに関わる全てのメンバーのモチベーションがこれまで以上に上がると思っていますが、同時に大きなプレッシャーや責任を伴うことも事実です」


「ただ、高い目標に向けてチャレンジを続けてこそのホンダですし、それがF1に挑戦を続ける理由だと思っています」


「まずは今のレベルからレッドブル・レーシングのパフォーマンスを下げることになってはいけないというのが我々の最初の、そして最低限の目標ですが、その先の大きなゴールはさらに高いところにあると思っています」



(AUTOSPORTweb)




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