最新記事
- フォードと提携するレッドブルF1、袂を分かつ...
- アルファタウリF1、2023年型マシン『AT04』カ...
- グランプリのうわさ話:アルファタウリのチー...
- レッドブルと組むフォード。知っておきたい38...
- メルセデスがポール・リカールでのF1タイヤテ...
- フェラーリF1が2023年型マシンを初始動、サウ...
- レッドブルF1がマウント・パノラマを激走。バ...
- マッサにとって最も難しいチームメイトはアロ...
- レッドブルF1、2023年アメリカ3戦のマシンリ...
- F1復帰を果たすフォード、レッドブルとの協業...
- レッドブル代表、フォードのF1復帰を歓迎「こ...
- RB19発表会で2026年フォード提携を発表したレ...
アブダビGP FP2:初日最速はハミルトン。4番手フェルスタッペンはソフトのロングランでメルセデスを上回る
2021年12月10日
2021年F1第22戦アブダビGPのフリー走行2回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは4番手、セルジオ・ペレスは5番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手、角田裕毅は7番手となっている。
初日FP2は、午後5時から始まった。気温25度、路面温度31度と、昼過ぎのFP1に比べて特に路面温度の下がり方が大きい。この時期のアブダビの日没時間は、午後5時35分。セッション開始時点ではまだ十分に明るいが、これから一気に夜の帳(とばり)が下りてくるはずだ。
最速タイムを更新していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が、改修されたターン14出口で右リヤを軽くヒット。直後にはニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がターン13進入でスピン、リヤからバリアに接触。いずれも自力でピットに戻っている。
序盤20分を終えた時点で、首位はハミルトン。フェルスタッペンは100分の4秒差で2番手に付けていたが、最終コーナーをはみ出してタイムを抹消された。その後再び2番手に上がったものの、1分24秒126を叩き出したハミルトンからは0.939秒の大差を付けられている。タイヤはいずれもミディアムだ。コースに復帰したボッタス、さらにソフトタイヤのダニエル・リカルド(マクラーレン)にも先行され、暫定4番手だ。5番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、6番手ランド・ノリス(マクラーレン)という順番。フェルスタッペン以外のホンダ勢は、ペレス10番手、角田11番手、ガスリー13番手。角田はミディアムでのマシンバランスについて、「かなりよくなった」とチームに伝えていた。
中盤以降は多くのマシンが、ソフトでの一発タイムにトライした。まずボッタスが1分24秒083のトップタイム。するとオコンが0.049秒上回って、首位に立った。しかし最後はハミルトンが、唯一1分23秒台に入る1分23秒691でその座を奪い返した。2番手以下はオコン、ボッタス、フェルスタッペン、ペレス、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、そして7番手に角田という順番だ。ガスリーは角田からコンマ4秒落ちの10番手。「ターン5のエンジンブレーキがダメだ」と、ピットに伝えている。
この時点で4番手フェルスタッペンは、首位ハミルトンに0.641秒の大差を付けられている。一方で終了15分前後からのロングランでは、フェルスタッペンのソフトでのペースはメルセデスをしのぐ。セッティングの違いが、この差を生んだということか。
チェッカーが振られたほぼ同じタイミングで、キミ・ライコネン(アルファロメオ)がターン14立ち上がりでクラッシュ。マシンは大破し、赤旗中断のままセッションは終了した。
新コースは本来の改修意図とは裏腹に、決してオーバーテイクが簡単そうではない。さらにソフトのロングランペースを見る限り、予想以上に安定している。これもレースでの追い抜きを、さらに難しくする要因になり得る。今まで以上に、予選順位が重要なアブダビGPになりそうだ。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
11/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
11/19(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
11/20(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 454 |
2位 | シャルル・ルクレール | 308 |
3位 | セルジオ・ペレス | 305 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 275 |
5位 | カルロス・サインツ | 246 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 240 |
7位 | ランド・ノリス | 122 |
8位 | エステバン・オコン | 92 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 81 |
10位 | バルテリ・ボッタス | 49 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 759 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 554 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 515 |
4位 | BWTアルピーヌF1チーム | 173 |
5位 | マクラーレンF1チーム | 159 |
6位 | アルファロメオF1チーム・オーレン | 55 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム | 55 |
8位 | ハースF1チーム | 37 |
9位 | スクーデリア・アルファタウリ | 35 |
10位 | ウイリアムズ・レーシング | 8 |

1位 | レッドブルF1とポルシェ、いまだ最終合意に至らず。マルコ&ホーナーが契約に反対、ホンダとの関係継続に向け奔走か |
2位 | 【順位結果】F1第15戦オランダGP決勝 |
3位 | 【順位結果】F1第15戦オランダGP予選 |
4位 | 【順位結果】F1第14戦ベルギーGP決勝 |
5位 | レッドブルF1首脳、コルトン・ハータのアルファタウリ起用について基本合意と発言。スーパーライセンス問題の解決が条件 |
