最新記事
- F1日本GP公式PRイベント「F1 Tokyo Festival...
- 毎戦ピット作業トラブルに見舞われるキック・...
- 時間との戦いの中でシャシーを修理するウイリ...
- ホンダ、2026年F1参戦に向けた新たなパワーユ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第3戦】...
- マクラーレン代表、2位を失ったのは戦略が原...
- フェラーリF1は予選もレースペースも改善「マ...
- アストンマーティン、アロンソの20秒ペナルテ...
- リカルド、ポジティブな姿勢を崩さず「自分と...
- 実力を発揮できなかったレッドブルと“強み”を...
- 2025年のラインアップを決めるのに時間をかけ...
- 「フェラーリとマクラーレンは一歩先を進んで...
レッドブル・ホンダ密着:例年とは異なる雰囲気のミーティング。タイトル争うフェルスタッペンは特別ヘルメットを用意
2021年12月10日
2021年F1第22戦アブダビGP開幕前日の木曜日、午後4時。レッドブル・ホンダのスタッフが2台のマシンをガレージに並べ、広い空間ができたガレージ内に全員集合した。輪の中心にはスポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリーがいた。毎グランプリ、木曜日に行われるチーム全体ミーティング。この日のミーティングは、そのシーズン最後のミーティングとなるため、全員集合写真を撮影する前に、普段のエンジニアとメカニックだけではなく、広報、マーケティング、ケータリングなどのスタッフも参加しての全体ミーティングとなった。
ただし、今年の全体ミーティングは例年とは少し雰囲気が違って感じられた。それは、このアブダビGPがマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)がドライバーズ選手権で同点で迎えた最終戦となったからである。つまり、このミーティングはレッドブルにとっては2013年以来、8年ぶり。ホンダにとっては1991年以来、30年ぶりにチャンピオンシップを賭けて臨むなかで行われたミーティングとなった。
そこには珍しくクリスチャン・ホーナー代表やヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)、そしてホンダの山本雅史マネージングディレクターや田辺豊治F1テクニカルディレクターもいた。
ホンダにとっても、このミーティングは特別な時間となった。なぜなら、2021年限りでF1参戦を終了するホンダにとっては、これがF1最後のミーティングでもあったからだ。それは、レッドブル・ホンダとしての最後のミーティングであることも意味していた。
自身初のタイトルがかかった1戦となったフェルスタッペンはミーティングの間、ピットウォールで父親のヨスら知人たちとしばらく話し込んでいた。そのフェルスタッペンはミーティングが終了し、ガレージ前にスタッフたちが整列すると、おもむろにヘルメットを携えてホンダのスタッフに見せていた。ホンダF1のラストレースを前に、フェルスタッペンは特別なヘルメットを用意した。それは自身最も気に入っているデザインでもある白を基調にしたヘルメットの後頭部に『ありがとうHONDA』と描かれたホンダへの感謝の意を表したヘルメットだった。
レッドブル・ホンダとして最後の1戦となった最終戦アブダビGP。結果がどうなろうとも、悔いのないレースを戦ってほしい。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |