F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ポルトガルGP FP1:ボッタスが首位。レッドブル・ホンダが2-3番手、ガスリーが6番手に続く

2021年4月30日

 2021年F1第3戦ポルトガルGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは3番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6番手、角田裕毅は13番手となっている。


 2020年に初開催だったアルガルベ・サーキットでのポルトガルGP。昨年は走行データがないうえに、路面が全面舗装された直後だったこともあって、かなり荒れた展開となった。低速から中高速コーナーまで満遍なく配置され、アップダウンの大きなレイアウトでほとんどのコーナーがブラインドと、かなり難易度の高いコースだ。


 アルファロメオはこのセッションに、アントニオ・ジョビナッツィに代えて同チームのリザーブドライバー、そしてフェラーリのテストドライバーを兼任するカラム・アイロットを走らせている。昨年のFIA-F2では角田と、選手権2位の座を激しく争ったライバルだった。

カラム・アイロット(アルファロメオ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP カラム・アイロット(アルファロメオ)


 今週末のタイヤは、昨年と同じ最も固いC1、C1、C3。今季から初日フリー走行は各60分と、30分ずつ短くなったこともあって、まだ路面コンディションがよくないにもかかわらず、各マシンは積極的に周回を重ねている。ただしレッドブル・ホンダの2台、そして角田は、開始後10分を経っても、周回を控えている。


 セッション前半はほとんどのマシンがハードを装着。雲が多く、気温17度、路面温度30度と低温気味のコンディションでは、ハードタイヤは固過ぎる感じだ。ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、「とても運転できる状態じゃない」と、ピットに戻って来た。


 開始後30分の時点で、首位は1分20秒506を出したボッタス。0.3秒落ちでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、そこから0.1秒差でハミルトンが3番手だ。フェルスタッペンは直後にボッタスを1000分の6秒しのいで、トップに立った。


 このサーキット初体験の角田は、走り始めこそガスリーに2秒以上の差を付けられていたが、10周目でコンマ3秒落ちまで詰めてきた。コースの習熟は、順調に進んでいる印象だ。


 セッション後半になって、多くのマシンがソフトを履いた。ボッタスは1分20秒221で首位を奪い返すが、ハード装着のフェルスタッペンに0.097秒しか差を付けられていない。それでもボッタスはソフトでタイムを更新し続け、1分19秒台まで縮めてきた。ピレリのコンパウンド設定は、明らかに保守的過ぎたようだ。


 このセッション最速は、首位の座を守り切ったボッタス。フェルスタッペンは「タイヤの振動がひどくて運転できない」と訴え、0.025秒差で2番手。セッション後半までチームメイトに大差を付けられていたペレスは、終盤に一気にペースを上げてフェルスタッペンから0.173秒落ちの3番手。シャルル・ルクレール(フェラーリ)4番手、ハミルトン5番手、そしてガスリーが6番手と、トップ6内にホンダ勢が3台入った。角田のアルガルベ初セッションは、トップから1.442落ちの13番手だった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)



(Kunio Shibata)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP