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FIA、2020年にF1燃料システムの監視を強化。追加センサーの導入を決定
2019年11月25日
FIAは、F1ブラジルGPの翌週、技術指令書をチームに送り、2020年に燃料流量に関するふたつめのセンサーを導入し、より厳格に規則違反を監視することを明らかにした。燃料システムに関する技術指令書が発表されるのは、F1アメリカGP以来3度目となる。
最初は、レッドブル・レーシングの問い合わせに答える形で、アメリカGP予選を前に、燃料流量は100kg/hを超えてはならないという規則の明確化がなされた。レッドブルは、フェラーリを想定して問い合わせを行ったと考えられている。ふたつめの指令書はブラジルGP前に発表され、エンジン冷却システムからの可燃性液体を燃料として利用することは違法であることを確認した。
そして先週発表された最新の技術指令書においては、2020年には、エンジンのフュエルタンクにFIA用の燃料流量センサーを追加で取り付けなければならないという通達だった。
ドイツのAuto Motor und Sportによると、ブラジルGP後、FIAは調査のため、フェラーリ、フェラーリのカスタマーチーム、フェラーリ以外のパワーユニット(PU/エンジン)搭載車の3台の燃料システムのパーツを押収したと報じた。
その調査結果と今回の技術指令書が関係あるのかどうかは不明だが、FIAがより厳格にチームを監視する姿勢を見せていることは確かだ。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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※マイアミGP終了時点
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