最新記事
- マンハッタンで史上初のF1デモ走行を実施。ハ...
- RB、F1マイアミGP用スペシャルリバリーを発表...
- ニューウェイ争奪戦を繰り広げるフェラーリF1...
- フェラーリF1、マイアミGP限定リバリーを発表...
- 13のタイトル獲得を実現したニューウェイにレ...
- レッドブルF1、エイドリアン・ニューウェイの...
- 松田次生のF1目線:難コンディションで垣間見...
- パドック裏話:運が悪いにも程があるフェラー...
- アイルトン・セナ没後30年記念コラム:強烈な...
- アストンマーティンF1、アロンソの中国GPでの...
- 日本育ちの新星ラッツェンバーガーの事故死か...
- 小松礼雄ハースF1代表がヒュルケンベルグ後任...
レッドブル&HRC密着:初日は3&4番手。様々なセッティングを試し、フェルスタッペンはFP1で好感触を掴む
2022年5月28日
F1第7戦モナコGP、初日のフリー走行が終わった。結果はフェラーリが1-2体制を築き、レッドブルはセルジオ・ペレスが3番手、マックス・フェルスタッペンは4番手と、ふたりそろってフェラーリの後塵を拝する結果となった。
その理由をフェルスタッペンは、次のように説明した。
「今日はまだ金曜日だから、セッティングをいろいろ試してみた。そうしたら、フリー走行2回目より1回目のほうが感触がよかった」
最近は、アゼルバイジャンGPの舞台であるバクー・シティ・サーキットや、シンガポールGPが開催されるマリーナベイ・ストリート・サーキットなど、市街地コースが増えているが、そのなかでもモンテカルロ市街地サーキットは特殊で、ほかのサーキットでは決して施さないような特別なセットアップを行う。そのため、セットアップの煮詰め方がいつもと異なる場合が少なくない。
「微調整して、もう少しいいバランスを見つけられれば、コーナーをもう少し攻められるようになるから、ラップタイムも向上するはず。明日の予選が待ち遠しいよ」とフェルスタッペンが語っているように、初日の4番手はまだ実力を出していないと考えるのが妥当だろう。
またベストタイムを出したときの状況もレッドブルとフェラーリでは違った。フェラーリはトップタイムのシャルル・ルクレールが7周走行したなかで記録したタイムで、カルロス・サインツは5周走行でのタイム。
これに対して、レッドブルはペレスが11周走行でのタイムで、フェルスタッペンは10周走行して記録したもの。燃料搭載量、タイヤの状況を考えると必ずしもレッドブルのペースがフェラーリに劣っているとは言い切れない。
じつは昨年のモナコGPもフェルスタッペンは4番手で、フェラーリ勢は1-2体制で発進。昨年の予選ではルクレールがポールポジションを獲得したが、それはQ3の1セットのタイヤでのアタックで暫定ポールポジションとなったルクレールが、最後のアタックでクラッシュして赤旗が出て、後続のマシンがアタックを完了できなかったことも大きく影響していた。そのときもトップとフェルスタッペンのタイム差はコンマ4秒と今回とほぼ同様だった。
金曜日から土曜日にかけて、セットアップを変更したレッドブルがフェラーリ勢に肉薄しても不思議はない。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |