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“希望が見えない週末”に健闘の可夢偉に高い評価:英誌カナダGP全ドライバー評

2014年6月14日

LAT

 英AUTOSPORTが2014年カナダGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価した。今回最高得点10点を唯一獲得したのは、トラブルに苦しみながら2位で走りきったメルセデスのニコ・ロズベルグだった。

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 英AUTOSPORTのF1担当編集者エド・ストローは、今季F1第7戦を振り返り、満点10点をひとりに、9点を2人に与えた。

 ロズベルグはポールポジションからスタート、MGU-Kのトラブルに見舞われながらも2位を獲得した。

「ロズベルグが最高に光った週末のひとつだったため、この評価になった」とストロー。

「チームメイトのルイス・ハミルトンと彼はMGU-Kのトラブルに見舞われた。トラブルなく走っていたらハミルトンを押さえ切ることができたのかどうか不明だが、ロズベルグは予選でトップに立ち、問題を抱えたマシンを非常にうまく管理し、不可能と思われた優勝まであと一歩のところまで持っていった」

「DRSディテクションポイントでうまく(セルジオ)ペレスを遠ざけたが、(ダニエル・)リカルドに抵抗する力はなかった」


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 9位を与えられたのはレッドブルのダニエル・リカルドとトロロッソのジャン−エリック・ベルニュだった。

 リカルドは6番グリッドからF1初優勝を成し遂げた。

「予選でマシンの力を100パーセント引き出せなかったため、満点は与えなかった。とはいえ、ウイリアムズとレッドブルのタイム差はほんのわずかであり、大きなミスとは言えない」

「彼の速さには非常に感心させられた。序盤はペースを抑え、肝心なインラップで速さを発揮、チャンスをつかみ、オーバーテイクを成功させた」

「メルセデスのマシントラブルによって得た勝利ではあるが、それ以外のマシンの中でトップに立つために戦う必要があった。最高のビクトリーだ」

 ベルニュは8番グリッドからスタートし8位を獲得した。

「最近は素晴らしい走りを見せながら、マシントラブルによってそれが結果につながらなかった。モントリオールではスムーズな週末をようやく送ることができ、彼の努力が報われた」

「予想どおりQ3に進出。決勝ではこれ以上の順位をつかむのは不可能だったと思われる。彼は一時、自分より速さで勝るフェルナンド・アロンソのフェラーリを押さえて走った」

「終盤の(フェリペ・)マッサとペレスのクラッシュにより、ふたつ順位が繰り上がったが、マシンの力を考えれば、彼は素晴らしいパフォーマンスを発揮したと言えるのは間違いない」

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 マッサとペレスのファイナルラップでの接触に関しては、明らかにペレスに非があるとの判断で、マッサには8点の評価、ペレスには5点が与えられた。

 ペレスに関しては「非常に強力な走りを見せていたにもかかわらず、ターン1への進入で背後から急速に接近するマッサを押さえるため、非常に遅いタイミングで左に寄った。これによって素晴らしい仕事のすべてが台無しになったのは残念だった」と記されている。

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 小林可夢偉は21番グリッドからスタートし、トラブルのためリタイアとなった。ドライバーにはどうすることもできない状況の中でよく戦ったとして、彼には7点が与えられている。

「FP1ではマシンをアレクサンダー・ロッシに譲ることになり、不利なスタートになった」
「マシンにペースがない上にタイヤに熱を入れるのに苦労し、しかもギヤボックス交換による5グリッド降格のペナルティを受けたため、いい結果をつかめる見込みはなかった」

「彼に可能だったのは(チームメイトのマーカス・)エリクソンに勝つことだけであり、それを予選では成し遂げた。しかし(決勝ではトラブルでリタイアとなり)それ以上のことを達成することはできなかった。左リヤサスペンションのトラブルにより苦しいレースから開放されることになった」




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