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ラップタイムから“メルセデス圧勝”を検証
2014年3月21日
2014年の開幕戦が終わって1週間。来週末には早くも次のレース、マレーシアGPが行われる。
オーストラリアGPのレースを見る限り、メルセデスAMGの圧勝であり、他のチームに抗う術はなさそうにも思える。その強さをデータ的を基に検証してみよう。
スタートで一気に先頭を奪い、順調に後続とのリードを開いていったメルセデスAMGのニコ・ロズベルグ。セーフティカー導入でそのリードは一旦リセットされたものの、再スタート後も再びリードを築き、一度も首位を譲ることなくチェッカーまで走り切った。
ただ、この圧勝劇の背景には、“迫ってくるマシンがなかった”という要素があったように見える。前述のとおり2番手以下とのタイム差が大きく、ロズベルグは攻める必要がなかった。そのため、タイヤと燃費をセーブでき、圧勝に繋がったのではないか? それが見えるのがグラフの“注目点@”の部分だ。
2番手を走っていたリカルドのペースが落ちたと見るや、これに呼応する形でロズベルグもラップタイムを約1.5秒落とし、2回目のピットストップまでを走り切っている。このペースダウンでロズベルグはタイヤと燃費にも余裕を生むことに成功したように見える。もちろん、途中で出動したセーフティカーランも、燃料セーブに大きく貢献しただろう。これにより、圧勝という結果を勝ち得ることができた。
では、彼らの脅威となりそうなマシンはないのだろうか? ラップタイムを見る限り、その可能性がありそうなマシンがある。“注目点A”を見ると、ウイリアムズのバルテリ・ボッタスはスティント終盤になるにつれて速くなり、タイヤ交換直前の34周目に、このスティント最速のタイムを記録している。スティント終盤に最速ラップを叩きだせるというのは、タイヤに優しいということを示しているのではないか?
ボッタスはこのレースでグリッド5番手降格、レース中にも自らのクラッシュによって後方に下がってしまっていた。にも関わらずコース上では実に8台ものマシンをコース上で抜いている。つまりスティントの大半は他車とのバトルに費やしていたということであり、もし前が開いた状態で走ることができていたら……メルセデスに重圧をかけることができたかもしれない。また、チームメイトのフェリペ・マッサも1周目のアクシデントで早々にリタイア。こちらも生き残っていたら、どんな走りを見せていただろうか? FP3までの走りを見る限り、表彰台圏内は狙えたはずだ。
その他、フェラーリのフェルナンド・アロンソやマクラーレンのケビン・マグヌッセンらも第2スティント終盤でタイムを上げているが、メルセデスに迫るほどの速さは見られず、“雨用タイヤの発熱”という弱点を抱えてはいるものの、ウイリアムズが打倒メルセデスの最有力候補のように思える。
第2戦マレーシアGPは気温が高く、タイヤそして冷却には厳しいサーキット。この地で、今回のように再びメルセデスが圧勝するのか? それとも、他のチームが一矢を報いるのであろうか? ご注目いただきたい。
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※日本GP終了時点
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 72 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 49 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
| 5位 | ランド・ノリス | 25 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 21 |
| 7位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 8位 | ピエール・ガスリー | 15 |
| 9位 | マックス・フェルスタッペン | 12 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
※日本GP終了時点
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 135 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 90 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 46 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 16 |
| 6位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 16 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |



