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アロンソ、コース外から追い抜いたライコネンに対する判定について「一貫性がない」と批判/F1第17戦
2021年10月26日
アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1第17戦アメリカGPでスチュワードが下した判断に不服であり、ターン1でコースを外れて距離を稼いだキミ・ライコネン(アルファロメオ)はポジションを戻すべきだったと主張している。
アメリカGP決勝レースの16周目、アロンソとライコネンはCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)のターン1に進入する際に順位を争い、サイド・バイ・サイドの状況になった。ライコネンはコーナー出口でワイドになってコースを外れたが、それでもライコネンはアロンソを抜き去った。
レースでは、4輪すべてがコース外に出た一部のドライバーがポジションを戻すよう指示されたが、ライコネンはそのような指示を受けなかったため、この判断にアロンソは当惑した。
「ルールは少しでたらめだ」と苛立った様子のアロンソは、皮肉を言った。
「残念ながらそういうものになっている。ここアメリカのファンたちは、彼らにふさわしくないショーを見たんだ」
そしてアロンソはFIAの判断について彼の不満を詳しく述べ、スチュワードに一貫性がないことを批判した。
「あなたがたがレース全体を見たかどうかは知らないが、同じインシデントが1周目のターン12でランド(・ノリス)に起きたと思う。彼はイン側でブレーキをかけて(カルロス・)サインツJr.をオーバーテイクした。サインツJr.はコースを外れてポジションを取り戻した(その後サインツはポジションを戻す必要があった)」
「そしてレースの終盤では、僕が(アントニオ・)ジョビナッツィに2回目のオーバーテイクを仕掛けた。僕はターン12のイン側でブレーキをかけた。ふたたび僕は彼をコース外に押し出した。彼はコース外からポジションを回復したが、その時は彼はポジションを僕に戻さなければならなかった」
「だからある意味では、オーバーテイクを成功させるのにイン側でブレーキをかけると、常に他のドライバーをコース外に押し出すことになる。そして彼ら(アウト側のドライバー)は後退するか、サーキットのコース外をフルスロットルで走り続けるか選ばなければならない。
「それがサインツJr.がやったことだ。ジョビナッツィもそうしたし、僕もそうした。そして確かに僕たちはポジションを戻さなければならなかった。なぜならコース外をフルスロットルで走行したからだ。だがキミはそうしなかった。そういうわけで、僕はこのことに一貫性がないと感じた」
「こうしたことで僕は10秒くらいのタイムを失った。ポイント獲得の可能性が消えたのは明らかだった」
不満を抱えるアロンソだが、最終的にFIAの“奇妙な”判断については矛を収めた。というのも、アロンソはリヤウイングの損傷でレースをリタイアしたからだ。
「僕はこのことにそれほど腹を立てているわけではない。なぜならこれはただ1回起きただけのことだったからだ」とアロンソは付け加えた。「そして僕たちにはリヤウイングの損傷があったから、あのことが僕たちのレースを変えることは間違いなくなかった。だからこれは問題ではない」
日曜日のレース後に、FIAのレースディレクターを務めるマイケル・マシは、アロンソとライコネンのバトルに対するスチュワードの判断は“微妙”なものだったと認めた。
「彼の不満は理解できる」とマシは語った。「彼の不満を耳にしてはいないが、私には理解できる」
「ターン1における彼とキミに関しての判断は確かに微妙なものだった。次のドライバーズミーティングで、ドライバー全員とこのことについて議論をする予定だ」
「この件にはふたつの面がある。言うまでもなくオーバーテイクと、コース外への押し出しについて検討することだ。そしてオーバーテイク後のことについてもだ。次回のミーティングで、グループとしてこのことについては話し合いを行う」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |