「遅かれ早かれ彼は勝利をつかむ」F1初優勝を逃したノリスに、友人のルクレールやラッセルから励ましの声
2021年9月29日
フェラーリのシャルル・ルクレールは、ランド・ノリス(マクラーレン)が日曜日の夜に“かなりの罪悪感”を抱えてソチを発つことになるだろうと語った。それは、ノリスがF1第15戦ロシアGPで首位を走行中に間違った戦略を選んだためだ。しかしルクレールは、ノリスが代償の大きいミスから学ぶだろうと主張している。
ノリスは13周目から他の追従を許さないリードをしており、あと残り数周の時点で降り始めた雨が彼のレースを台無しにするまでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)ですら寄せ付けないように見えた。
悪化するコンディションのなか、各チームやドライバーがインターミディエイトタイヤに履き替えるか否かを検討している時、ノリスはステイアウトする戦略を採ったが、一方のハミルトンは49周目にピットストップを行った。
ノリスの判断の代償は大きかった。土砂降りの雨は激しさを増し、ノリスを含むスリックタイヤを履いたままのドライバーたちは、ピットストップを行わざるを得なくなった。隊列に再合流したノリスは順位を落として7位フィニッシュとなってしまい、自身初のグランプリ優勝の輝かしいチャンスを失ってしまった。
「彼がどのように感じているか想像できるよ。それに彼はあのような状況での決断に関わっているから、とても大きな罪悪感を感じているだろうね」とルクレールは思いやりのあるコメントをした。
「だけど彼は素晴らしいドライバーだ。今シーズン彼はそのことを頻繁に示していると思う。今シーズンの彼はとても強い。僕は彼がこのことから学ぶだろうと確信している」
「彼が初優勝を飾るのは時間の問題でしかない。彼は自分のしたレースの後で、それほど落ち込む必要はないと思う」
ノリスと仲の良い友人であるジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)は、不運や状況のせいで初優勝を逃してしまう辛さを知っている。彼は去年1戦限りでメルセデスから参戦したサクヒールGPで優勝に近づいたからだ。ラッセルはルクレールの気持ちに共感し、ノリスの勝利はすぐそこだという彼の意見に同意した。
「すべてのドライバーにとっての最悪の悪夢は、レースをリードしている時にバイザーに雨がつくのが見え始めることだ」とラッセルは語った。
「ピットに入るのも最悪だし、ピットに入らないのも最悪だ。どちらをとっても不利な状況になるんだ」
「僕は経験したことがある。それはすごく辛いことだ。だけど彼は立ち直るよ。努力してそこから何かためになることを得ることができるだろう。そして遅かれ早かれ彼は勝利をつかむと思うよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

