角田裕毅17位「バランスに苦しみ序盤はコース上に車を留めるのも大変だった」チームの戦略の賭けは成功せず/F1第15戦
2021年9月27日
2021年F1ロシアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は17位だった。12番グリッドからミディアムタイヤでスタート、1周目に最後尾に落ち、19番手に上がった後、13周目にハードに交換、終盤は17番手を走行した。レース終盤に雨が降り始めた際、チームはすぐに雨がやむものと考え、47周目に角田のタイヤをソフトに交換。しかし雨は激しくなり、2周後にインターミディエイトに交換し直さなければならなかった。終盤2回のタイヤ交換により角田がポジションを落とすことはなかったが、順位を上げるチャンスをつかむこともなく、リーダーから1周遅れの17位でフィニッシュした。
ビークルパフォーマンス担当チーフエンジニアのクラウディオ・バレストリは、レースについて次のように説明している。
「今日の目標はポイント獲得だったが、それは果たせなかった。1周目、2台ともすぐさまポジションを落とした。しかしその後、トラフィックのなかを走っていない時にはマシンのペースは非常に良かった」
「ポイント獲得のチャンスを最大限に高めるため、我々は、2台で戦略を分けることにした。ピエール(・ガスリー)については、ファーストスティントを長くとってハードで走らせ、ミディアムに交換。裕毅は逆で、ミディアムでスタートさせた」
「しかしレースの残り6周となったところで、小雨が降ってきて、路面が滑りやすくなった。何台かがピットインしてインターミディエイトに交換していたが、我々は、引き続きドライタイヤでいくことに決めた。ピエールはステイアウトさせ、裕毅を呼んでソフトに交換した。雨はすぐにやむと確信しており、このチャンスを活用できると思ったのだ」
「残念ながら、ギャンブルは成功せず、雨はさらに強くなった。そのため、(2台のタイヤを)インターミディエイトに交換せざるを得なかった」
「ファクトリーに戻ってから、今回のトリッキーな天候のなかでもっとうまくやるために何ができたのかを分析する必要がある」
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 決勝=17位
12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト→インターミディエイト
とても残念な一日になりました。レースウイークを通じてマシンバランスに苦しんでいましたが、それは今日のレースでも同様で、特に1周目はコース上にマシンを留めるのも大変でした。再びポイント獲得を目指すために、今週末を終えてリセットし、自分のパフォーマンスのベースラインを見直す必要があります。
(autosport web)
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1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

