F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブルF1ニューウェイ「これほど激しいライバル関係は記憶にない」メルセデスとの政治的な攻防を“戦争”に例える

2021年8月11日

 レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサーであるエイドリアン・ニューウェイは、メルセデスがレッドブルに関して行う政治的動き、ロビー活動は、いまだ経験したことがないほど激しいものであり、逆にレッドブルも攻撃のチャンスを常に狙っていると語り、両者のコース外での戦いは熾烈をきわめていると明かした。


 2021年F1では7年連続王者であるメルセデスとレッドブル・ホンダがタイトルをめぐり、接戦を繰り広げており、そのなかで両者は相手をつまずかせる機会をうかがっている。6月からフレキシブル・リヤウイングへの取り締まり強化が決まり、他数チームとともにレッドブルはウイング変更を行うことを強いられた。またメルセデスとレッドブルが互いのエンジンへの監視を強めていることも明らかになっている。


 レッドブルのポッドキャストにおいて、ニューウェイは、「トップチームは自分の主要なライバルの動向にしか興味がない。後方のチームがが何をしているかについては特に心配しないものだ」と語った。


「我々がライバルチームたちから厳しく監視されているのは、さまざまな面において賛辞の表れといっていいだろう」


「過去にも同じような経験はある。だが、自分たちのマシンに関し、舞台裏でこれほどのレベルの政治的動き、ロビー活動を受けた時期があったという記憶はない」


「かつてフェラーリとタイトル争いをしていたころ、ボディワークの柔軟性など、いくつかの争いが起きた」


「だが、今年はその頻度と激しさが際立っている」

2021年F1第10戦イギリスGP スタート直後のルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第10戦イギリスGP スタート直後のルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 ニューウェイはリヤウイングの件に触れ、「その問題を抱えていたのは我々だけではなかった。だがメルセデスが騒ぎ始めた時、彼らが心配していたのは、もちろんアルファロメオのことではなかった」と語った。


「彼らは、我々が(そのウイングによって)アドバンテージを得ているかどうか、そのことだけを心配していた。実際に我々はアドバンテージは得ていなかったが、パーツを変更するためのコストがかかった」


「当然のことながら、我々の方もメルセデスがしていることを注意深く観察し、彼らがしていることで攻撃の対象にできそうなことがあるかどうかを見ていく」


「私は、戦争に例えることは好きではないが、それが妥当な例えだといえるだろう」


「戦争においては、戦う上で自分のポジションを向上させるために、あらゆる側面を検討するものだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

5/30(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/31(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/1(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ186
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン137
4位ジョージ・ラッセル111
5位シャルル・ルクレール94
6位ルイス・ハミルトン71
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位アイザック・ハジャー21
10位エステバン・オコン20

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム362
2位スクーデリア・フェラーリHP165
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム159
4位オラクル・レッドブル・レーシング144
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム26
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー16
9位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム16
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号