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【気になる一言】ハミルトン用コクピットで複数箇所を打撲したラッセル「運転しているときは、痛みを感じない」
2020年12月6日
ルイス・ハミルトン(メルセデス)の新型コロナウイルス陽性による欠場を受けて、急きょ代役としてF1第16戦サクヒールGPでメルセデスから出場することとなったジョージ・ラッセル。常勝軍団の一員として初めて迎えた予選で、ポールポジションは獲得できなかったものの2番手を獲得し、予選後のトップ3による記者会見では安堵の表情を浮かべていた。そして、ここ数日間をこう振り返った。
「今週末は、不思議だけど、精神的にはとてもリラックスしているんだ。むしろ、メルセデスから代役出場できるかどうかの連絡を待っているときのほうが、ナーバスだった」
「メルセデスに移ってきてからは、トト(・ウォルフ/チーム代表)とジェームス(・ヴァレス/チーフレースストラテジスト)が『楽しんで行ってこい』と言ってくれた。ルイス(・ハミルトン)がウイリアムズから代役するよりも、僕がメルセデスを走るほうが気楽だからね。誰も、僕に期待なんてしていないから」
「予選は2列目までに入ることができればいいと思っていた。いや、トップ5やトップ6でも、そこから表彰台を狙えればいいという感じで臨んだ。だから、とても落ち着いてアタックすることができた」
ただし、すべてが快適だったわけではない。ハミルトン用に準備されたコクピットは、身長180cmの長身のラッセルには狭く、調整が大変だった。
「じつは結構、打撲によるアザがあるんだ。肩やヒザ、そしてつま先あたりにね。昨日の夜は肩の腫れを治めるために氷で冷やしていたよ。だから、明日のレースは肉体的にかなりハードな戦いになるだろう」
するとマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が「彼女が手当てしてくれないの?」と茶化してきた。ラッセルはすぐさま「今週は彼女が来ていないんだよ!!」と言い返した後、しかし、余裕の笑顔でこう返した。
「残念ながら、手当てしてくれたのはトレーナーなんだ。でもね、メルセデスのマシンはとても速いから、運転しているときは、痛みなんて感じないんだよ!!」
フェルスタッペンは、何も言い返すことができなかった。
(Masahiro Owari)
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9/5(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
9/7(日) | 決勝 | 22:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 309 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 205 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 184 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 64 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | アイザック・ハジャー | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 584 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 248 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 214 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 80 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 60 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

