最新記事
- 【タイム結果】2024年F1第23戦カタールGPフリ...
- F1カタールGP FP1:ルクレールが首位発進、選...
- F1コラム:辞任と解雇が相次ぐFIAの危機的状...
- 戦況が変わり「タイトルが手からこぼれていく...
- F1第23戦木曜会見:戦略をめぐる僚友との問題...
- シューマッハー後任候補のボッタス、メルセデ...
- FIA幹部の離脱が続き、F1レースディレクター...
- メルセデスのリザーブを務めたミック・シュー...
- グランプリのうわさ話:ボッタスのレッドブル...
- 上位陣の勢力図を崩したグレイニング。「打ち...
- ウイリアムズ、アブダビGPのFP1に育成ドライ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第22戦...
【津川哲夫の私的F1メカ】注目されるフロントタイヤ後端の空力。規定の解釈が難しいカモメ・ウイング&カナード
2018年6月29日
スペインGP後のこのコラムで、レッドブルRB14のカモメ・カナードのスリットについて言及したが、あの時点ではまだ細かなレギュレーションが把握できない状況だったので、下部の形状が確認できずに、推測で空力的効果を考えていた。当然、チーム側はレギュレーションを踏まえて制作しているわけだが、今回のフランスGPでは堂々と車検のボスと実車を見ながら説明を受けることができた。
車検のボスはまずはフロアフロント・バージボードエリアは未だにエアロの宝庫、開発すればするほど効果を見い出せる部分だと言う。そのため、チーム側からはほぼ毎レース、大小さまざまな変更が加えられ、一度として同じものが走ったことはないのだそうだ。
そして、フロアフロントの空間はバージボードと言う名のもとに、ほとんどフロント部へのフロアの大幅なエクステンダー(拡大増量材)であり、しかもそこに、数え切れない程の多くのスリットが切り込まれている。もちろん、このスリットの多くが空気流を床下へ引き込むものだ。
ドラッグの減少、床下流の確保、ポッドサイドへのフローマネージメント……さまざまな効果が想像されるが、レギュレーションの視点からは、そのバージボードフロアの上部は床下から見た場合、真上に遮るものがあってはならず、したがって、切り欠きを入れれば床下から空が見えなければいけないのだという。
つまり、レギュレーションをクリアするためには、スリットの空間わずか数ミリ単位の切り欠きを覆う部分に、同じように切り欠きを入れて空が見えるように隙間を作らなければいけなくなる。フランスGPでは車検のボスは「ザウバーのカモメと床のスリットを見て見てね、理屈が解ると思うから」と話していた。
ちなみにこのザウバーの件、車検の親玉は「この切り欠きは遵法だけど、もしも剛性不足で壊れたりしたら禁止にするよ」と言っとりました。
(autosport web)
関連ニュース
11/29(金) | フリー走行 | 結果 / レポート |
スプリント予選 | 26:30〜27:14 | |
11/30(日) | スプリント | 23:00〜24:00 |
予選 | 27:00〜 | |
12/1(日) | 決勝 | 25:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |