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母国イタリアでF1を2戦開催し続けることを望むドメニカリCEO。一方でモンツァでは施設の改修工事が始まらず
2023年12月21日
F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、母国イタリアの国営テレビ『Rai』のインタビューのなかで、イタリアは現在モンツァが締結しているイタリアGP開催契約が終了した後も、F1のふたつのグランプリを残すことになるだろうと認めた。
モンツァでイタリアGPを開催する契約は、イギリスと日本と同じく2024年末で終了するが、このふたつの国では他に実質的な候補地がないので、シルバーストンと鈴鹿が契約を更新することは間違いない。また、多くの新たなグランプリ開催候補地があるとしても、F1はこのふたつの歴史的な会場を手放すことはできないだろう。一方でモンツァは新たな契約を締結する前に、F1がサーキットに求めている新たな要件を満たすために、承認されたものの常に遅れている大規模な工事を必要としている。
だからこそドメニカリは、「なすべきことは時代についていこうとすることだ。これまでの歴史を見ることなく投資を続ける必要がある。我が国がスポーツ、宣伝およびビジネスの基盤としてF1に投資したいのか否かを理解することが重要だ。なぜならF1はもはや民間レベルで管理できるものではないからだ」と明言し、グランプリの運営には国の関与が必要であることを示唆した。それによりヨーロッパ諸国が、中東のように政府が多額の出資を行っているレースと競争できるようにするためだ。
この点を強調し、ドメニカリは次のように述べた。
「我々がレースをするすべての国は、成長のために直接投資を行っている。この場合、正確な選択をしなければならないのは我が国だ。投資の必要性がある。残念ながら、我が国は類まれな国である一方で、スポーツのインフラに関しては多くの制限がある。将来我が国にふたつ、またはひとつのグランプリを開催する可能性を与えるためには、こうした多くの制限を克服しなければならない。それが基本となるからだ」
イタリア政府にこうした強い警告を発したドメニカリは、モンツァとイモラ双方を長期にわたってカレンダーに残すことを希望していると認めた。
「我々は契約更新の交渉を行っているところだが、この交渉を進められるように積極的な要素が必要だ。なぜなら特定のことが行われなければ、この件について話すことができないからだ。私は(ACIイタリア自動車クラブの)アンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長からもよく話を聞いているので、ACIもこの件についてよく認識していることはわかっている」
「しかし12月に入ったが、モンツァでグランプリ直後に開始されるはずだった作業がいまだ始まっていない。うまくいけばすぐにでも始まるはずだ。私は建設的に催促している。内部の官僚主義がプロジェクトを止めてはならないからだ」
新たなF1の基準に明らかに達していないイモラをカレンダーに残す理由について、イモラで生まれ育ったドメニカリは、2020年のパンデミックのさなかにアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリが世界選手権に復帰したことを指摘した。
「2020年に、予期せぬ呼びかけに対する準備ができていたイモラは、特別なチャンスを活かすことができた。今年は洪水の被害のために同地ではレースができなかったので、ふたたびレースをするのが待ちきれない思いだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Grandprix.com)
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6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
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