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F1規則が大幅変更される2017年は「迅速な開発が必要になる」とウイリアムズ
2016年12月5日
F1の各チームは、テクニカルレギュレーションの大幅な変更が導入される2017年シーズンには「絶え間のない」空力開発が必要になると予想している。
2017年は空力規則の改正の一部として、よりワイドなフロントとリヤウイングを備えたアグレッシブな見た目のマシンが登場することになり、タイヤもよりワイドなものが装着される。
各チームは新しいコンセプトに基づいて開発を始めているが、ウイリアムズのチーフテクニカルオフィサーであるパット・シモンズは、シーズンを通して迅速かつ一貫した開発が必要になると考えている。
「絶え間のないアップデートが必要になるだろう」とシモンズは述べた。
「規則の抜け穴を利用してダブルディフューザーを作った時のような状況になるかもしれない」
「当時と大きく違うのは、実際の開発期間が減ったことだ。(新規則が制定されてから)風洞施設での走行時間も制限されている」
「2009年のときも大きな変更ではあったが、変更についての話し合いには時間をかけていた」
「規則の草案は頻繁に見直しが行われたし、風洞は毎日24時間体制で稼働していた」
「今回は風洞用のタイヤを入手したのが2月の終わりで、風洞の稼働は週に65回、さらに2016年仕様マシンについても取り組むべきことがあった」
「これまでの開発状況と比較して非常に未成熟な段階にあるので、開発は今後も継続されていくだろう」
ウイリアムズは2016年は開発と生産に遅れをとったことを認めたが、シモンズによるとそれはチームがふたつの問題に対処していたからだという。
シモンズはランス・ストロールがウイリアムズからF1デビューを飾ることから、アクシデントを考慮してチームが十分なスペアパーツを保持しておくことが重要だと語っている。
「我々は2017年についてふたつのことを認識している。ひとつ目はより多くのアップデートが予定されていること。ふたつ目は我々には新人ドライバーがおり、必然的に彼はレースで小競り合いをするだろうから、多少パーツのアップグレードする必要があるということだ」
「これは非常にコストがかかることで、その費用は新しいフロントウイングを作りたいと思っている人たちにも関わってくる問題なんだ」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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