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【GP2】F1ファンのための開幕目前プレビュー
2014年4月4日
GP2
今季は伊沢拓也と佐藤公哉ふたりの日本人ドライバーが参戦。来季F1に復活するホンダとマクラーレンの若手育成プログラムの戦場でもあり、日本のF1ファンにとっては例年以上に見逃せないシーズンとなる。F1第3戦バーレーンGPのサポートレースとして、まもなく開幕。まずはGP2をチェックするための基本情報を、まとめておこう。
F1のドアをノックするのは誰?
F1の育成カテゴリーとして2005年に発足、今季は10周年の記念すべきシーズン。ケータハム・レーシングなどF1と同じイメージのカラーリングで参戦するチームもあり、育成ドライバーとしてF1チームと契約しているドライバーが多い。伊沢のチームメイトであるストフェル・バンドルネはマクラーレン、レーシングエンジニアリングから参戦するラファエル・マルチェロはフェラーリの育成ドライバーだ。もちろん伊沢は「ホンダのドライバー」としてマークされており、佐藤は昨年の鈴鹿でザウバーのリザーブドライバーを務めた経験を持つ。ちなみに、DAMSのジョリオン・パーマーは80年代の英国人F1ドライバー、ジョナサン・パーマーの息子である。
今季は11ラウンドすべてF1のサポートレースとして開催される。F1ドライバーやチーム関係者がGP2のレースを熱心に見ている光景はパドックでもおなじみで、フェラーリのモーターホームではアロンソがドライビングを解説しながらモニターで観戦していることも。
ニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトン、ニコ・ヒュルケンベルグ、パストール・マルドナドは歴代のGP2チャンピオン。だが、2012年チャンピオンのダビデ・バルセッキは昨年ロータスのサードドライバーとして契約しながらライコネン欠場時の代役に選ばれず、2013年チャンピオンのファビオ・ライマーもF1シートを獲得できなかった。彼らの敗因として考えられるのは、GP2で4年を費やしてしまったこと。かたやロズベルグ、ハミルトン、ヒュルケンベルグは初年度にタイトルに輝いている。ルーキー9人が参戦する今季、F1チームの目に止まるには1年目から存在感を見せるしかない。
GP2
2014シーズンはルーキー有利!?
金曜日のフリー走行が30分間から45分間に延長。これはルーキーにとって、うれしい変更だ。ワンメイクのピレリタイヤは構造・コンパウンドが一新され、全員にとって初めての要素。土曜日の決勝1(フィーチャーレース)で、ドライタイヤを各スペック最低1セット使用しなければならないという規定も今季から導入される。初開催のオーストリアとロシアもGP2ドライバーにとってほぼ未知のコースなので、ルーキーが活躍できる可能性は大いにある。決勝1の上位8名が、決勝2のリバースグリッドとなる規定は変わらず。決勝1で8位に入ったドライバーが、決勝2のポールシッターとなる。
GP2
大改革のF1と熟成のGP2
レギュレーション大改革でトラブルが多発しているF1に対して、GP2ではコストカットのため2011年から使われているマシンが今季で4シーズン目を迎える。
3月19〜21日にバーレーンで行われたGP2合同テストでの最速タイムは、1分39秒129(リオ・ハリヤント/ケータハム)。昨年のF1バーレーンGP予選ポールタイムは1分32秒330(ニコ・ロズベルグ/メルセデス)。決勝ベストタイムは1分36秒961(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)。今週末はF1とのタイム差も気になる。
今季は伊沢拓也と佐藤公哉ふたりの日本人ドライバーが参戦。来季F1に復活するホンダとマクラーレンの若手育成プログラムの戦場でもあり、日本のF1ファンにとっては例年以上に見逃せないシーズンとなる。F1第3戦バーレーンGPのサポートレースとして、まもなく開幕。まずはGP2をチェックするための基本情報を、まとめておこう。
F1のドアをノックするのは誰?
F1の育成カテゴリーとして2005年に発足、今季は10周年の記念すべきシーズン。ケータハム・レーシングなどF1と同じイメージのカラーリングで参戦するチームもあり、育成ドライバーとしてF1チームと契約しているドライバーが多い。伊沢のチームメイトであるストフェル・バンドルネはマクラーレン、レーシングエンジニアリングから参戦するラファエル・マルチェロはフェラーリの育成ドライバーだ。もちろん伊沢は「ホンダのドライバー」としてマークされており、佐藤は昨年の鈴鹿でザウバーのリザーブドライバーを務めた経験を持つ。ちなみに、DAMSのジョリオン・パーマーは80年代の英国人F1ドライバー、ジョナサン・パーマーの息子である。
今季は11ラウンドすべてF1のサポートレースとして開催される。F1ドライバーやチーム関係者がGP2のレースを熱心に見ている光景はパドックでもおなじみで、フェラーリのモーターホームではアロンソがドライビングを解説しながらモニターで観戦していることも。
ニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトン、ニコ・ヒュルケンベルグ、パストール・マルドナドは歴代のGP2チャンピオン。だが、2012年チャンピオンのダビデ・バルセッキは昨年ロータスのサードドライバーとして契約しながらライコネン欠場時の代役に選ばれず、2013年チャンピオンのファビオ・ライマーもF1シートを獲得できなかった。彼らの敗因として考えられるのは、GP2で4年を費やしてしまったこと。かたやロズベルグ、ハミルトン、ヒュルケンベルグは初年度にタイトルに輝いている。ルーキー9人が参戦する今季、F1チームの目に止まるには1年目から存在感を見せるしかない。
GP2
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金曜日のフリー走行が30分間から45分間に延長。これはルーキーにとって、うれしい変更だ。ワンメイクのピレリタイヤは構造・コンパウンドが一新され、全員にとって初めての要素。土曜日の決勝1(フィーチャーレース)で、ドライタイヤを各スペック最低1セット使用しなければならないという規定も今季から導入される。初開催のオーストリアとロシアもGP2ドライバーにとってほぼ未知のコースなので、ルーキーが活躍できる可能性は大いにある。決勝1の上位8名が、決勝2のリバースグリッドとなる規定は変わらず。決勝1で8位に入ったドライバーが、決勝2のポールシッターとなる。
GP2
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3月19〜21日にバーレーンで行われたGP2合同テストでの最速タイムは、1分39秒129(リオ・ハリヤント/ケータハム)。昨年のF1バーレーンGP予選ポールタイムは1分32秒330(ニコ・ロズベルグ/メルセデス)。決勝ベストタイムは1分36秒961(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)。今週末はF1とのタイム差も気になる。
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |