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2023年のF1ドライバーの年収もフェルスタッペンがトップ。アメリカの経済雑誌が約100億円と報道
2023年12月21日
今年のレースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に敵うものは事実上いなかったが、アメリカの経済雑誌『Forbes』によると、意外ではないが彼はF1で最高額のサラリーを得たドライバーとしてのタイトルも獲得したという。
報じられたところによると、フェルスタッペンは2023年におけるたゆまぬ努力に対し、サラリーとボーナスを合わせて推定7000万ドル(約101億円)を獲得したとされている。これは彼の比類のない成功と、F1にもたらした計り知れない価値の証だろう。
フェルスタッペンは目覚ましい記録によって2年連続で年収ランキングのトップにつけており、F1の稼ぎ頭としての地位を固めている。10年にわたってF1での収入額トップを誇っていたルイス・ハミルトンがメルセデスから得た収入は5500万ドル(約79億円)で、Forbesのトップ10ランキングでは2位に降格した。
もちろん、F1ドライバーのサラリーは極秘事項であることに留意することは重要だ。また、Forbesが発表した数字には広告契約や個人スポンサーからの収入は含まれていないため、推測に基づく“値”としてのみ考慮すべきだろう。
Forbesは、トップ10のF1ドライバーたちの合計収入は前年の2億6400万ドル(約380億円)からわずかに減少し、推定2億5800万ドル(約371億円)ドルとなったと報じている。若干の減少はあったものの、2億5800万ドル(約371億円)という数字は、F1が財政面で莫大な魅力を持ち、優れた人材を引きつけ、スポーツの世界的な人気を牽引していることを浮き彫りにしている。フェルスタッペンが引き続きパフォーマンスの限界を再定義するなかで、彼の経済的優位性は当面の間は揺るぎないものとなりそうだ。
今のところ、ドライバーのサラリーはF1の予算制限条項に含まれていないが、過去には報酬の上限を設定するというアイデアが持ち上がっていた。メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは、今年10月のアメリカGPでForbesに「大規模チームがドライバーにはるかに高額のサラリーをオファーできるということは、今日の大きな差別化要因となっていることは明らかだ」と語っていた。
以下はForbesが個々のベースサラリーと推定ボーナス額を考慮し、最も収入が多いF1ドライバートップ10をまとめた一覧だ。
●2023年F1ドライバー収入トップ10(※2023年11月29日にForbesに掲載されたデータ)
■1位:マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
・サラリー:4500万ドル(約64億5711万円)
・ボーナス:2500万ドル(約35億8728万円)
・総額:7000万ドル(約100億4440万円)
■2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
・サラリー:5500万ドル(約78億9203万円)
・ボーナス:0
・総額:5500万ドル(約78億9203万円)
■3位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
・サラリー:2400万ドル(約34億4379万円)
・ボーナス:1000万ドル(約14億3491万円)
・総額:3400万ドル(約48億7871万円)
■4位:セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
・サラリー:1000万ドル(約14億3491万円)
・ボーナス:1600万ドル(約22億9586万円)
・総額:2600万ドル(約37億3077万円)
■5位:シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
・サラリー:1400万ドル(約20億888万円)
・ボーナス:500万ドル(約7億1745万円)
・総額:1900万ドル(約27億2633万円)
■6位:ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
・サラリー:500万ドル(約7億1745万円)
・ボーナス:1000万ドル(約14億3491万円)
・総額:1500万ドル(約21億5237万円)
■7位:カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
・サラリー:800万ドル(約11億4793万円)
・ボーナス:600万ドル(約8億6094万円)
・総額:1400万ドル(約20億888万円)
■8位:ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
・サラリー:400万ドル(約5億7396万円)
・ボーナス:500万ドル(約7億1745万円)
■9位タイ:ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
・サラリー:500万ドル(約7億1745万円)
・ボーナス:300万ドル(約4億3047万円)
■9位タイ:オスカー・ピアストリ(マクラーレンF1チーム)
・サラリー:300万ドル(約4億3047万円)
・ボーナス:500万ドル(約7億1745万円)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |