F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

アップデート不発に悩むウイリアムズ、今後はタイヤの問題解決に集中か

2016年8月12日

 ウイリアムズF1チームは今シーズン導入したアップデートが成果につながっておらず、原因を解明できずにいると明かした。


 かつてウイリアムズはファクトリーとコースでの実走データが高い水準で連動しており、2014年には開発競争でライバルを出し抜いていた。その成果が2015年シーズンの安定した進化につながったと考えられている。しかし今シーズンは2017年のレギュレーション変更にリソースを集中させたためか、好調を維持することができず、コンストラクターズ選手権の4位を争うのが精一杯の状況だ。テクニカルディレクターのパット・シモンズは現状を以下のように説明する。


「過去2年間は、持ち込んだものが期待どおりのパフォーマンスを出せることに誇りを感じていた。この期間、予測したとおりに効果を出さなかったものはひとつしかなく、確率としては好ましいものだった。今シーズンは大きなアップデートをふたつ導入したものの望んでいたような結果を出せずにいる」


「我々は早い時期に、来シーズンのマシンへリソースを切り替えるという判断をした。アップデートの数は通常よりも少なくなっており、そのうちのいくつかは期待したようなパフォーマンスを発揮していない。正直に言えば、問題の原因はまだ完全に解明できておらず、大がかりな調査を行っている最中だ。ウイリアムズというチームの本質を生かして問題の根本を突き止め、詳細を丁寧に探っていくので解決できると信じている」


 ウイリアムズは今シーズン、他の多くのチームと同様にタイヤの使い方に悩まされている。パフォーマンス部門の責任者であるロブ・スメドレーは、タイヤに関する科学的専門知識を高める必要があると考えており、シモンズも同意している。 


「チームとしてはタイヤの部分で優位に立てれば、状況は改善できると考えている。誰にとっても難しい課題であり、今後より多くのリソースを割くべきだ」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号