バルテリ・ボッタスは、今もウイリアムズでのF1初優勝を目指して戦っているが、フェラーリ移籍の噂には「心をかき乱される」と語った。

　現在25歳のボッタスは、今シーズンがフェラーリ復帰2年目にも関わらず、未だ本来の調子を取り戻せていないキミ・ライコネンに代わり、2016年から新たにセバスチャン・ベッテルのチームメイトになると噂されている。

　しかしながら、今シーズンもウイリアムズをドライブするボッタスは、共に3シーズンを過ごしたチームを勝たせることしか考えていないと語った。

「ひとたびクルマに座れば、どんな噂も気にならない」とボッタス。
「頭にはドライブすること以外ないんだ。ただ、クルマから離れるとそうした噂が耳に入るから、もちろん気にはなる」

　またボッタスは、フェラーリのベッテルがハンガリーGPで今シーズン2勝目を挙げたことで、自分にもメルセデスを倒すことができると感じ始めている。

「今のメルセデスは本当に強力だ。しかしフェラーリはブダペストで彼らを倒せることを示した」
「まだ可能性はある。僕らはまだレースに勝つことを諦めていないんだ」

「彼らは本当に速いマシンを持っているが、モータースポーツの世界ではどんなことも起こりうる」
「僕らはそれを信じ、あらゆる機会を利用する必要があるんだ。今シーズンだってありえるさ」

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