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F速予想:メルセデス1-2確定? 3番手争い&タイヤに注目

2014年5月11日

LAT

 スペインGP予選、ポールポジションを獲得したのは、現在3連勝中のルイス・ハミルトン、2番手にもチームメイトのニコ・ロズベルグが続き、メルセデスAMGがフロントロウを独占しました。

 彼ら、特にハミルトンが3番手のダニエル・リカルド(レッドブル)に付けた差は約1秒。前回の中国GPでハミルトンがリカルドに付けた差が0.5秒でしたから、その差はここに来て開いてしまっている印象です。より詳しく計算すると、メルセデスAMGとレッドブルのパフォーマンス差は1.47%。66周レースを走った際、ギリギリ周回後れにならずに済む(ハミルトンがチェッカーを受ける際、リカルドはその140m程度前を走っているという計算)というほどの差です。決勝でその計算通りになるとは言い切れませんが、そのくらい大きな性能差があるということは事実。金曜日のフリー走行3回目でハミルトンが行ったロングランのペースも高値安定しており、死角は見当たりません。トラブルやアクシデントが無い限り、メルセデスAMGの1-2フィニッシュの可能性は非常に高いです。


 では、3番手以降の争いに目を転じてみましょう。3番グリッドは前出のリカルドですが、その横4番手にはウイリアムズのバルテリ・ボッタスが並びました。ウイリアムズはここまで抜群のスタートを決めることが多く、今回もそんなロケットスタートが見られるかどうかがまず最初の注目点です。しかもバルセロナはスタート位置から1コーナーまでの距離が長く、直線速度に勝るウイリアムズ有利。1コーナーに先に飛び込むのは、ボッタスである可能性が高いように思えます。“スタート直後の1コーナーでひとつでも前のポジションに出る”というのは、ここスペインでは非常に重要。なぜなら、オーバーテイクが非常に難しいサーキットだからです。過去10年のスペインGPのうち8回がポール・トゥ・ウインという事実からも、それが分かります。

 躍進著しいロータスのロメイン・グロージャンが5番手スタート。その後方からは2台のフェラーリが追う展開になります。フリー走行3回目の結果を見ると、フェラーリの方がロータスよりもレースペースは速そうです。キミ・ライコネンとフェルナンド・アロンソが上位進出するためには、スタートでグロージャンの前に出ることができるか……という点が鍵となりそう。もしグロージャンを抜くことができなければ、前を抑えられてしまい、先行車との差が開いてしまうことになるはずです。この集団には8番手スタートのジェンソン・バトンも加わってくるでしょう。

 予選でミスがあり、9番グリッドとなってしまったもう一台のウイリアムズ、フェリペ・マッサは、先行するグロージャン〜バトンよりもレースペースは1〜1.5秒ほど速そうです。スタートが最重要であることに違いはありませんが、直線スピードを活かしてオーバーテイクを見せ、順位を上げていく可能性もあります。一方、トラブルによりQ3ストップ、10番グリッドに留まったセバスチャン・ベッテルは、ラップタイムこそ速いものの最高速は低調であり、オーバーテイクは難しいと考えられます。




レース

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