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“バスのように重い”新世代F1マシンをクビカが批判。「軽くすればオーバーテイクも増えるのに」

2018年3月12日

 ウイリアムズF1チームのロバート・クビカは、最新世代のグランプリカーがあまり好きになれないようで、現行のマシンは明らかにオーバーウエイトであり、ダイエットの必要があると苦言を呈した。


「まず最初に感じたのは、クルマの重さだった」と、クビカはアウト・モーター・ウント・シュポルトに語っている。
「少なくとも、あと60kgくらいは軽くしてほしい。低速コーナーでは、バスを運転しているみたいなフィーリングなんだ」


 現在のF1と10年前のマシンの比較をさせるには、クビカは持ってこいのドライバーだ。2011年に起きたラリー中の事故で、F1ドライバーとしてのキャリアを奪われるまで、彼はBMWザウバーやルノーでグランプリを戦っていた。


「当時の最低重量は605kgで、どのクルマも50kg近くバラストを積んで、それに合わせていた。タイヤのライフもずっと短かくて、(何度かタイヤ交換をしながら)スタートからフィニッシュまでプッシュし続けることができた」


 彼は、2週間にわたりカタルニア・サーキットで行われたプレシーズンテストに参加していた。ウイリアムズのレースシート争いでは、ロシア人ルーキーのセルゲイ・シロトキンに敗れたものの、チームは33歳のクビカを、今季の正式なリザーブ兼開発ドライバーとして起用したからだ。


 クビカによると、現在F1で問題とされていることの多く、なかでもオーバーテイクがあまり見られないという問題の一因は、クルマが重すぎることにあるという。


「外から見ていると、ドライバーたちはいつも単独走行をしているように見える。それは、タイヤを含めてあちこちがオーバーヒートを起こさないように、意識的に距離を空けて走っているからだ」


「あらゆることをマネージする必要があり、接近したバトルなんてできない。車重を軽くしてやれば、いろいろな問題の多くは、自然に解決するはずだ」と、クビカは言う。


 また、彼はレースエンジニアからドライバーに向けて、絶えず情報が送られ続けるのも、好きではないという。かつて彼がグランプリで戦っていた時代には、まだそうしたことは行われていなかったのだ。


「最近のドライバーたちは、何でもエンジニア任せになっているのかもしれない。本当に優秀なドライバーなら、いちいちピットから指示を受ける必要なんてないと思うけどね」



(Translation:Kenji Mizugaki)




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