F1ジャーナリストたちの間で、ひそひそと交わされる裏話──そこには記事にできない極秘情報から、実に些細なことまで、興味深い内容がつまっている。2014年はトム・ハンター氏（仮名）の人気コーナー「毒舌パドック裏話」が『F1速報』携帯サイトへ移籍。夏休みには、ハンター氏とともにプレスルームで取材に勤しむジャーナリスト3名に声をかけて「禁断の座談会」を開催した。おかげさまで好評をいただいたので、再び同じメンバーを招集。前半戦の内容を“反省”しつつ、2014シーズンを斜め下の視点から大いに語ってもらった。今回もハンター氏は一身上の都合で欠席、彼らの身元を明かすことはできないため最小限のプロフィールで勘弁してほしい。

A氏：美食と美女には一家言ありの情報通ジェットセッター
B氏：どんなことも裏を読んでしまう悪気のない毒舌家、今回は口数少なめ？
C氏：ぱっと見ラテン系、常にパドックを歩き回って独自のネタを収集

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──みなさん年末のお忙しいところ、お集りいただき、どうもありがとうございます。2014年シーズンを振り返ってもらうわけですが、あくまでもメインは場外ネタで、時にはレースの話があってもいいかな……くらいのバランスでお願いします。今回もチームごとにお話を伺いつつ、脱線歓迎で、ゆるーく進めて参りましょう。ちなみに前回は「フォース・インディアのカレーが気になる」という話で始まりました。

A氏：F1そのものとは、まったく関係ない話だね。

C氏：それについては残念なお知らせがある……もうフォース・インディアの「あのカレー」は食べられないんだ。

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