最新記事
- 接触リタイアにノリス「あれ以上どうしようも...
- 2年ぶり、2勝目のラッセル「信じられない! ...
- 優勝を失う手痛い接触「奇妙な動きに見えた。...
- 角田裕毅、戦略はまらずペースも不足「第3ス...
- レッドブル&HRC密着:ブレーキング中の移動...
- 【角田裕毅F1第11戦分析】コース内外のミスと...
- 【F1第11戦決勝の要点】無意味なバトルを繰り...
- 【ポイントランキング】2024年F1第11戦オース...
- 【正式結果】2024年F1第11戦オーストリアGP決勝
- ラッセルが2年ぶりの美酒。首位を争うフェル...
- 内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブル...
- スプリント決勝、予選と苦戦が続くルクレール...
F1 Topic:スチュワードは「角田が周をコース外へ追いやった」と判断も、5秒ペナルティには賛否両論
2023年6月6日
2023年F1第8戦スペインGPのレース後、レーススチュワードは周冠宇(アルファロメオ)とバトルした角田裕毅(アルファタウリ)に5秒ペナルティを科した理由を次のように説明した。
「スチュワードは、ビデオと車載カメラの映像による証拠を確認した。24号車(周)は1コーナーの頂点とその前後で前に出ていたため、ドライビングスタンダードガイドラインに基づき、レーススペースを確保する権利があった。したがって、我々は22号車(角田)が24号車をコース外へ追いやったと判断した」
この裁定に関して、メディアセンターにいる海外メディアに尋ねてみた。
まず、トーチュウやF1速報でもお馴染みのポルトガル人のルイス・バスコンセロスだ。
「私もその件を仲間たちと話したが、だれひとりスチュワードの裁定を支持する者はいなかった。あれではドライバーはレースでバトルなんてできない。明らかに不当な裁定だ」
しかし、メディアセンターには異なる意見を持つ記者も少なくなかった。その代表がイギリス人でgrandprix.comなどで執筆しているジョー・セイウォードだ。
「日本人にとっては厳しい裁定だったかもしれないが、あれは妥当な裁定だと思う。コーナーの頂点で前にいたのは周だから、角田は引かなければならなかった」
もうひとつ、興味深い意見を語ったのは、ドイツ誌アウトモーター・ウント・シュポルトの編集者を務めるミハエル・シュミットだ。
「私はスチュワードの裁定は妥当だと思うが、それよりなぜチームが角田に『ポジションを譲れ』と指示を出さなかったのかが不思議だ。周がコースアウトした時点で角田にペナルティが科せられる可能性があったし、周にポジションを譲っても10位。ポジションを譲れば、レースコントロールはそれ以上、審議の対象にすることはなかったわけだからね」
なお、角田はレース中、チームからポジションを入れ替えるよう指示を受けていなかっただけでなく、審議の対象になっているという事実も、さらに5秒ペナルティが科せられたことも知らされていなかった。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |