Williams関連記事
「マッサは過小評価されている」シート危機報道に対して、チームメイトが擁護
2016年8月9日
ウイリアムズF1チームのバルテリ・ボッタスが、チームメイトであるフェリペ・マッサのドライビング能力は過小評価されていると語った。
マッサとウイリアムズの契約は今シーズン末で終了する。チーム残留のため話し合いを進めてはいるものの、ウイリアムズのリストには、マッサよりも優先順位の高いドライバーがいるという。今季マッサは、これまでに38ポイントを獲得したが、ボッタスに20ポイントの差をつけられている。シーズン終了時のポイント差は2015年が15ポイント、2014年は52ポイントでボッタスに負け続きだ。
「いまでもフェリペは速い。彼のスキルと本来の能力は過小評価されている。ドライバーとしての目標は、チームメイトよりも常に速くあること。今シーズンの僕は昨年や一昨年と同じように、そうすることができているということだ」と、ボッタスは言う。
ボッタスは、来季F1でマッサのシートが危ぶまれている現状が理解できないとチームメイトを擁護する。
「フェリペが続けたいか否かにかかっていると思うけど、個人的には続けない理由はないと思う。いまでも彼は、とてもうまいドライバーだ。今年と昨年は、初年度やフェラーリにいたときよりも事故の数は少なくなっている」
ウイリアムズのテクニカルディレクターを務めるパット・シモンズは、マッサのパフォーマンスに満足している。
「チームについて、どこが満足かと言えば、ひとつはドライバーだ。お互い精一杯に攻め合い、同等のパフォーマンスを発揮してチームを高めている。フェリペは頼もしい結果を出し続けており、2014年以降ずっと私を喜ばせてくれている。彼は強く、懸命に戦っている。失ったものは何もない。まだ何年も戦えるし、これまでと同じだけの速さが現在でもある。(2008年に)彼がチャンピオンにどれだけ近かったか、みんな忘れているんだ。あの日ブラジルでタイトルを獲得していれば、価値あるチャンピオンになったことだろう。そうならなかったことが残念でならない」
マッサはチームとの仕事を楽しんでおり、ウイリアムズで4シーズン目を過ごすことを希望しているが、他チームへの移籍の可能性にも言及している。
「もちろん残留したいけれど、チーム内で重要な役割を担って、進化しながら戦いたいと考えている。ウイリアムズでの仕事は本当に楽しいし、ここに残れたら、とてもうれしい。けれど、同レベルのチームのために仕事をすることも興味深いと思っているよ」
(Translation:Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |