【小ネタ】ここは、みんなのホームグランプリ

1950年5月、F1世界選手権の第1戦はシルバーストンで開催されました。イギリスの人々に「ここはF1のホームだぜ！」と言われると、うらやましくてムムッとしてしまいますが、そうなんだからしょうがない。今季参戦している11チームのうち8チームがイギリスに本拠を置いているわけで、どうやっても追いつけない歴史が、ここにはあります。2014年は世界選手権スタート以前の1948年からカウントして、50回目のメモリアルグランプリでした。

聖地シルバーストンには、お宝がゴロゴロ。ウイリアムズやらマクラーレンやら英国製マシンが、ずらり並んでいます。

とにかくマシンは山ほどあるし、ドライバーもいっぱいいるし、ということでグランプリウイークの金曜からレジェンドパレードを始めちゃうという気前の良さ。「モーターレーシング、それは日常」という余裕漂う英国式にならい、ここでもランダムに紹介していきましょう。


ジャッキー・スチュワートさんが乗り込むのは、1969年に自身初タイトルを獲得したマトラMS80


ティレル006を駆るのはジャッキーさんの息子、ポール・スチュワート。


こちらは故ジャック・ブラバムの息子、デビッドとクーパー・クライマックスT53。お父さんは1960年にクーパーT51／T53でタイトル連覇。デビッド・ブラバムは1990年、父が創設したチーム・ブラバムでF1デビュー。その後はル・マン24時間レース総合優勝をはじめ、スポーツカーレースで活躍しております。

エマーソン・フィッティパルディは1974年のチャンピオンマシン、マクラーレン
M23をドライブ。エモやんはブラジル出身ですが、ロータス、マクラーレンと英国チームでタイトルを獲っていますからね。


現在、英国スカイTVのレポーターを務めるマーティン・ブランドルとマクラーレンM26

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お元気そうで何よりのダリオ・フランキッティさんとロータス25

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