最新記事
- 2年ぶり、2勝目のラッセル「信じられない! ...
- 優勝を失う手痛い接触「奇妙な動きに見えた。...
- 角田裕毅、戦略はまらずペースも不足「第3ス...
- 【F1第11戦決勝の要点】無意味なバトルを繰り...
- 【ポイントランキング】2024年F1第11戦オース...
- 【正式結果】2024年F1第11戦オーストリアGP決勝
- ラッセルが2年ぶりの美酒。首位を争うフェル...
- 内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブル...
- スプリント決勝、予選と苦戦が続くルクレール...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ド...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ド...
- メルセデスが3戦連続で予選トップ3。決勝へ向...
ヒュルケンベルグ、ドイツでのF1人気の低下は「自動車産業が気候変動の原因だと認識されていること」も一因だと語る
2023年8月16日
ハースのニコ・ヒュルケンベルグは、ドイツでF1への関心が低下しているのは、自動車業界が気候変動の責任の一端を担っていると国内で考えられていることが部分的な理由だと思っている。
1950年の世界選手権の始まりからF1の歴史に深く関わってきたドイツは、2013年まで長年にわたりF1カレンダーに存在していた。何十年にもわたり、ホッケンハイムやニュルブルクリンクでのレースは多くの観客を集め、主催者はミハエル・シューマッハーのF1全盛期における成功を大いに利用していた。
しかしこの10年間、セバスチャン・ベッテルとニコ・ロズベルグが活躍し、メルセデスが長期にわたって君臨していたにもかかわらず、グランプリに対するドイツの関心は薄れてきている。ドイツが最後にF1世界選手権を開催したのは2019年のことだ(編注:コロナ禍の2020年にはニュルブルクリンクでアイフェルGPを開催)。
ドイツのF1への情熱が衰えていることには多くの理由があるだろうが、ヒュルケンベルグは、2015年のフォルクスワーゲンの排出ガス不正スキャンダルによって具現化したように、自動車業界が環境に影響を与えていると受け止められていることがひとつの要因だと示した。
「ドイツはレースにおいて常に恵まれていた。ミハエルがいて、その後はセバスチャンとロズベルグがいた」と、現在F1で唯一のドイツ人ドライバーであるヒュルケンベルグは語った。
「それにメルセデスがいる。僕たちは少なくともこの30年ほどは、F1で常にとても強烈な存在感を示してきた。F1人気と需要は高まっていると思うが、当然そうした状況が弱まることもあるだろう」
「そのうえドイツでは、自動車産業全般が気候変動の原因であり、持続可能ではないと認識されていることもあると思う。そのことがモータースポーツにも影響しているだろう。そうした認識があり、政治家も国民に自動車産業が悪いと話しているから、F1レースにも何らかの形でマイナスの影響を及ぼしている」
ドイツのF1への関心は、2026年にアウディが参入することで復活する可能性がある。チームが好成績を収めてトップ集団近くで戦えばなおさらだ。
昨年、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、ドイツのファンが減っていくことに当惑しており、F1カレンダーにドイツが含まれていないことを惜しいと考えていると認めた。
「本当のことだが、私は現時点でドイツGPがないことに落胆し、悲しく思っている」とドメニカリは語った。
「しかし残念ながら、ドイツからはふたたびF1カレンダーに加わることへの関心が感じられない。それは残念なことであり、実際信じがたいことだ。将来はこの状況がまた変わることを願っている」
「我々は世界中から多くのリクエストを受けている。簡単に30カ所の異なるサーキットでレースをすることができるだろう。だがドイツからは誰も名乗り出ていないのは残念なことだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)