最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
【気になる一言】惜しくも表彰台を逃したペレス。レッドブルF1代表は来季に向け「候補のひとり」と評価
2020年12月1日
F1第15戦バーレーンGPのレース後、トップ3ドライバーによるFIAの記者会見が終了した後にレッドブルが開いたクリスチャン・ホーナー代表の会見では、マックス・フェルスタッペンのピットストップ戦略についての質問が集中した。なぜなら、トップ3ドライバーによるFIAの記者会見で、フェルスタッペンが公然とチームが採った戦略を非難したからだ。
まず、なぜ1回目のピットストップでルイス・ハミルトン(メルセデス)より先にピットストップしなかったかについて、ホーナーはこう説明した。
「第1スティントでは、ピットアウトした後にフリーエア(前方にマシンがいない状態)となる隙間がまだできていなかった」
ハミルトンが1回目のピットストップを行ったのは19周目。もし、その前にフェルスタッペンがピットインするなら、18周目より前となるが、18周目の段階でピットストップロスとなる25秒後方あたりには6番手のカルロス・サインツJr.(マクラーレン)がいた。つまり、アンダーカットを行おうとハミルトンより先にピットインすると、逆に渋滞に引っかかる可能性があったというのがホーナーの指摘だった。
レッドブルとしてはオーバーカットも考えていたが、それを成功させるには「今日のメルセデスはタイヤのマネージメントが上手で、我々がオーバーカットを成功させられる隙はなかった」(ホーナー)と言う。
もうひとつの疑問は、赤旗中断後の再スタートでハードタイヤを履くという選択肢だ。というのも、フェルスタッペンは新品のハードタイヤを2セット保有しており、新品のハードタイヤが1セットしかなかったハミルトンと異なるタイヤ戦略を採ることができたからだ。
しかし、それは最初のスタートで2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)のスタートを見て、リスクが高いと判断したという。
「最初のスタートで我々は3番手から2番手のボッタスをかわすことができたのだが、それは2番グリッドが路面のダーティなサイドだったからだ。赤旗後の再スタートでマックスは2番手からスタートすることなったため、ハードタイヤでスタートすると、より状況が悪化することを心配した」
なお、3位に入り、今シーズン2度目の表彰台を獲得したチームメートのアレクサンダー・アルボンについては、「金曜日のクラッシュから、よくリカバーし、今日は本当に力強いレースを見せてくれた」と評価しつつも、珍しくライバルの走りも次のように讃えていた。
「今日のセルジオは最高の仕事をしていた。ドライバーラインアップがどうなるかは、最終戦までわからないが、彼もまた候補のひとりだ」
(Masahiro Owari)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |