最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
2023年F1第10戦オーストリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2023年7月3日
2023年F1第10戦オーストリアGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)だ。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=10位(71周/71周)
今日の僕にできることは、ほぼやりきったと思う。ポイント圏内の争いに戻って来られたことには満足だけど、僕らが望んでいる位置はここではない。もっと上のポジションを目指しているからね。このところ、直近のライバルたちと比べると少しペースに欠けていて、特に今日はそれが明らかだった。だから必死でプッシュしたけど、結果としてトラックリミット違反で5秒のペナルティを科せられてしまった。他の多くのドライバーと同様にね。それで大きく結果が変わったわけではないにせよ、終盤は前を行くジョージ(・ラッセル)ではなく、背後のランス(・ストロール)を相手に戦うことになったんだ。
シルバーストンが本当に楽しみだ。チームのホームレースでもあるし、全体として今日よりもずっといいパフォーマンスを発揮できる週末になると思う。
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(71周/71周)
タフな一日になったけど、それでもチームとしてはまずまずのポイントを手にして週末を終えることができた。今日はVSC中のピットストップのタイミングをわずかに外して、ピットでいくつか順位を下げてしまい、その後のレースでの戦略に選択の余地がなくなった。振り返って考えてみると、おそらくVSCの2周目ではなく1周目に入るべきだったのだろう。しっかり再検討して、学ぶべきことを学びたい。
そこから挽回していく過程では、コース上で何度かいいバトルができた。特にターン3で角田(裕毅)を抜いた場面は良かったね。
すでに気持ちはシルバーストンに向いている。カレンダー上でも最高のサーキットのひとつで、数日後にあのコースを走るのを楽しみにしている。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(71周/71周)
あまりいい日ではなかった。これほど遅いとは予想していなかった。今週末の自分たちのパフォーマンスに驚いたが、今のところ、答えは出ていない。ただ、このトラックによって、僕たちが集中して改善すべきエリアがいくつか浮き彫りになった。
今週末、リヤエンドが強くないことは分かっていた。それで、フロントウイングのフラップの角度を小さくして、バランスを保とうとした。そしたら、ターン10など、いくつかのコーナーでスライドして、すごく苦しむようになった。これについてはどうすることもできなかった。そういう状況だったから、トラックリミットを守ることが難しかったんだ。2回のピットストップでフロントウイングのフラップの角度を増やしたら、マシンの調子が戻ってきた。それでもまだチャレンジングだったけどね。
(レース後に、フロントウイングのセットアップの影響についてメディアに語り)ラップ終盤の数コーナーで、ほとんどフルロックするようになったんだ。ターン10に入っていくときにはスライドしてしまった。それでトラックリミットで苦しむようになったんだ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(71周/71周)
今日は本当にチャレンジングな一日だった。予想していたようなペースを発揮できなかったんだ。
昨日のスプリントの後、今日のグランプリに少しいい結果を期待していた。この後、ここでのパフォーマンスが悪かった原因を探るつもりだ。バルセロナでは飛ぶように走っていた。その時と同じマシンに乗っていたので、今回何が悪かったのかを理解する必要がある。
今このマシンの感触は、僕たちが望んでいるようなものではない。安定しないし、今週末は他のサーキットの時よりも少し悪く感じた。ペースが大幅に悪かったから、真相を解明しなければならないね。
僕たちのパフォーマンスは明らかにサーキットに左右されている。ここでは全然良くなかったけれど、モントリオールとバルセロナでは良かった。シルバーストンはオーストリアよりバルセロナに似たサーキットだから、いい予感がする。来週末のイギリスGPに期待するよ。強くなって戻ってきたいね。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=6位(71周/71周)
堅実なレースだった。ただ、この最終結果には満足していない。今日の僕たちにはダブル表彰台がふさわしかった。
マシンの感触が良く、速さがあると感じたが、最初のピットストップの後、タイムとポジションを失った。全力を尽くしてプッシュし、挽回に努め、いくつかオーバーテイクを成功させた。でも残念ながらトラックリミット違反によるペナルティを受けた。
終盤、チェコからポジションを守るためにベストを尽くしたけれど、表彰台のポジションを守り切ることができなかった。
いくつか見直すべき点があると思うが、全体的には、自分たちの進歩に満足すべきだろう。この方向にプッシュしていく必要がある。
(レース後、追加ペナルティを受ける前のインタビューで語り)悔しいリザルトだ。ミディアムタイヤで強力なペースを発揮していたのに、チームプレーに徹した結果、良いリザルトを得られなかったように感じる。こういうときは辛い気持ちが残る。今日の僕はとても強力だったと思う。とても速かったし、オーバーテイクもディフェンスもうまくやった。それを思うと、4位は望む結果ではない。
(『Sky Sports F1』にVSC下でのピットストップについて語り)それまでは彼(ルクレール)のすぐ後ろを走っていて、0.4秒差ぐらいだったのに、最初のピットストップで、6秒〜7秒にギャップが広がり、ポジションを3つ落とした。僕はチームプレーに徹していたと思う。(ルクレールの)後ろにとどまり、ピットストップでタイムを大幅に失い、ポジションを3つ落とした。チームとして何か他の行動を取ることも可能だったと思うと悔しい。
VSCが出た時、僕はターン9の半ばにいて、ピットに入るつもりはなかった。ステイアウトが正しい判断だったからだ。次のラップに、VSCが終わるタイミングでピットに入るというのが正しい判断だったのかどうか、分析する必要がある。
(autosport web)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |