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ハースは「カンフル剤」の役割を果たしていると、ライバルも絶賛

2016年4月14日

 開幕戦で印象的な走りを見せた新規参入チームのハースは、ライバルである中団グループからも、F1へのカンフル剤になったとして賞賛されている。


 アメリカを本拠地とするチームはロマン・グロージャンの活躍によってオーストラリア、バーレーンの両グランプリで6位と5位を獲得し、通算18ポイントを得た。このパフォーマンスは驚くべきものであり、直近のライバルたちもこれを賞賛するコメントをしている。


 トロロッソはレッドブルとのバトルを期待しつつ開幕戦を迎えたものの、接戦の中団グループのなかではハースがライバルとなっている。トロロッソのカルロス・サインツJr.はこの現状について、以下のように述べている。


「最初のプレシーズンテストを見たときには、ハースは今のポジションのあたりになるだろうと思った。けれども2回目のテストでは、それほどの脅威にならないと思ったんだ。オーストラリアではそれほど印象的でもなく、特にレースでは僕らのほうがよっぽど強さがあった。でもバーレーンのようなコースではパワーユニットでのアドバンテージもあり、確かに彼らは印象的だった。賞賛に値するよ」


「彼らは新しいチームだが、やっていることはトップのようだ。それは素晴らしく印象的で、まさにF1に必要なものだ。彼らがうまくやっていることに誰もが驚かされている。パフォーマンスは驚くべきものなので、僕は今もこれからもハースを賞賛し続ける。今後のレースで、彼らを上回っていきたいね」


 2015年を確かな成績で終えたフォース・インディアも、問題なくハースの前を走ると考えられていた。しかし同チームはこれまでのところ苦戦を強いられており、特にバーレーンでは事故の影響もあり、ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスのふたりがともに周回遅れでの15位、16位でレースを終えた。


 フォース・インディアのチーム副代表であるボブ・ファーンリーは、「彼らは素晴らしい仕事をしている。あら探しをすることはできないし、彼らのマシンに競争力があることも間違いない。我々は彼らと戦う必要がある」と、ここまでのハースを評している。


 ハースのマシンがフェラーリ製パワーユニットを搭載しており、多くのパーツがフェラーリから提供されていることについて、ファーンリーは以下のように述べた。
「9月か10月からフェラーリの助けを借りているのだから、良いに決まっている! しかしプログラムは真面目なものであり、見くびるべきではない。彼らは資金も管理も十分でドライバーも素晴らしく、シーズンを始めるにあたっての良い技術パッケージも手にしている」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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